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経験豊富な複業人材が、チャンピオンカレー経営幹部へ伴走!生まれた大きな「変化」とは?

みなさんこんにちは。
「協働」を通じて、日本に熱を生み出したい!
㈱協働日本 広報担当の郡司です。

今回は協働先企業の株式会社チャンピオンカレー 代表取締役社長 南 恵太氏と、同社への伴走型メンタリング支援を行っている協働プロの小谷 克秀氏へのインタビューをご紹介いたします!

チャンピオンカレーは昭和36年創業の金沢カレーの発祥の店。現在も北陸3県を中心に店舗を展開中。地元の洋食屋さんから、金沢の文化の一つでもあるカレー専門店となった「チャンカレ」は、今日も広く愛されています。

インタビューの中では協働日本との取り組みのきっかけや、支援を通じて生まれた変化について、さらには今後の複業人材との取り組みの広がりの可能性について、経営者の視点からメッセージもお寄せいただきました。
noteの中ではそんなインタビューの内容を少しだけお見せします。

オンラインインタビューの様子(左:小谷氏、右:南氏)

出会いは、短期間で大きな変化を実感した研修プログラム

協働がスタートしたきっかけは、金沢の企業の経営者や経営幹部を集めた「Workit」という人材育成育成プログラムにチャンピオンカレーとして参加したことだそうです。

「Workit」は、金沢で数多く宿泊施設を運営している株式会社こみんぐると協働日本が共同開発した、短期集中型で経営課題に向き合うという「合宿型研修」プログラムで、金沢の企業の経営者や幹部候補を主な対象にしています。

それまで創業一族しか経営層にいなかったチャンピオンカレー。当時、一族以外の自社社員をはじめて役員登用したタイミングだったといいます。

新たな役員メンバーには、社としても大きな期待を寄せています。そこで彼らにはぜひ今後、経営層との共通言語となる「事業横断的な考え方」や「経営者視点」を深めてほしいと考えていましたが、あまり社員数の多くないこともあり、なかなか社員への研修機会を設けることが出来ていませんでした。

参加した研修は、3日間で実際に会社への新規事業提案まで形作るハードな内容でしたが、研修を終えたメンバーには経営的な視点が生まれ、事業の捉え方が変わるなど、短期間ながら大きな変化が生まれていました。

Workitの様子。3日間で新規事業を生み出す合宿型研修プログラム

多角的に事業を捉え始めた役員。会社の一員という意識で飛び込むからこそ生まれる信頼感

参加した役員の変化を実感したこともあり、取り組みがこの研修単発で終わるのはとてももったいないと感じた南氏は、3日間の研修で講師を勤めていた協働プロである小谷氏に引き続き伴走を依頼することに。

現在は、小谷氏が役員人材3名のメンタリングをしているそう。約2週間に1回の頻度で毎回1時間のミーティングを実施。直面している課題の分析を行ったり、課題を整理・棚卸ししながら、一緒に戦略や戦術を考えています。
参加している役員は、それぞれ別領域・別事業を担当しているのですが、最近では3名とも以前より事業を多角的に見れるようになったと変化を実感しているそうです。

小谷氏が特に心がけていることは、自分もチャンピオンカレーの一員として関わることです。外部の人間としてメンタリングするだけでは本質的な課題はなかなか見えてこない。自分も同じく会社の一員だと言う想いを持って飛び込んでいくからこそ、本当の意味でサポートできると語ります。

会社の事情をしっかりと理解したうえで、壁打ち相手を務めてくださっているからこそ、信頼してお任せできると南氏も頷きます。

実際に店舗にも足を運んだ小谷氏

これからの人材育成に、頭を悩ませている地域企業のオーナーは多い

貴重な人材をどうやって育てていくのかは、多くの地方企業の課題だと感じているという南氏。

優秀な人材を獲得することが出来たあとも、即戦力として事業に向き合ってもらいながら、日常的に視野を広く持ってもらったり、視座を高めるような時間を作るのはとても難しいことでもあります。

そのため、小谷氏のような経営者とのビジネス経験が豊富な複業人材に、メンターとして伴走してもらうような取り組みに価値が出てきます。
ロジカルな部分だけでない、事業そのものを自分の中でどう位置づけるのかなどのマインドセットは、経験豊富な複業人材だからこそ伝えられる部分です。

おわりに:南氏からのメッセージ

「経験豊かな人材と複業という形で取り組みができることに、働き方の多様性や、複業自体の可能性を感じます。

小谷さんのような方を従来のような形で雇おうとすると、コストが折り合わないことも多いが、今はオンラインと言う形で、場所を問わずに繋がることができます。
今後は優秀な人材に、条件付きの中で事業をサポートしてもらうことがもっと当たり前になっていくのではないでしょうか。それぞれがアライアンスを組んで、自律分散的にチームで働く社会になっていくと思います。

チャンピオンカレー 代表取締役社長 南恵太氏
*写真:山岸政仁(フォトデザイン・カンパニー)

だからこそ、信頼性というものが非常に大事になってくるとも思います。もちろんその人が持つスキルも大切ですが、その人がどういうマインドセットで取り組んでくれるのかが重要です。小谷さんとのお取り組みを通じても実感しました。

ぜひ協働日本さんには、熱い想いを持った、信頼できる優秀な人材のプールになっていただきたいと思います。」

南さん、エールも含めたコメントをお寄せいただきありがとうございました!

▼インタビュー全文はこちらから
STORY:チャンピオンカレー 南恵太社長 -自社経営幹部の伴走相手として経験豊かな複業人材を活用。実感した大きな「変化」とは-

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