イタリアパビリオン「アートは命を再生する」
チャオ!ボナセーラ!最初にご紹介するのはイタリアです。地理で習う地中海性気候によって育まれたワイン畑…ではなくてブドウ畑を思い浮かべると、それだけで心が弾んできますよね。イタリアといえばプラダ、グッチなどのブランドや、フェラーリ、ランボルギーニといった高級車に代表されるように、ワイングラスを片手にとにかくおしゃれなイメージ。
あと忘れてはいけないのが、14世紀にイタリアで始まったルネッサンス。直訳すると「再生」で、古代ギリシャ・ローマ時代の生き生きとした人間性を取り戻そうとした文化復興運動を意味します。
そんなイタリアが手がけるパビリオンは、ルネッサンス期に人々が追い求めた「理想の都市」を現代版にアレンジしたデザイン。ローマにあるコロッセオをイメージした展示スペースを設け、屋上には庭園やイタリア料理を味わえるレストランもできます。
コンセプトは「アートは命を再生する」。万博のイタリア政府代表のマリオ・バッターニさんによると、アートは美術、芸術、技術を幅広く含む概念なのだそう。美術品の展示だけでなく、先端的なライフサイエンスやロボット工学などの展示も予定しています。オペラの上演もするそうですよ。グラッツェ!(鶴)
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