マガジンのカバー画像

就活おすすめnote

37
共同通信の採用担当がピックアップしたおすすめ記事です。若手記者による取材note、コンテンツ制作の裏側。就活生向けイベントレポートも。職員のリアルをお届けします!
運営しているクリエイター

2023年12月の記事一覧

そもそも万博って何?歴史をひもといて見えてきた「意義」とは

2025年大阪・関西万博の「迷走」ぶりを分析し、歴史的意義を考えた「大阪万博、500日前にこの状態で本当に開催できるのか?」。後編の担当は大阪社会部の伊藤怜奈です。 記事はこちら 【前編】 【後編】 この記事の前編を振り返った、同時公開のnote前編はこちらから。 「万博って何なん?」 取材のきっかけは素朴な疑問でした。「万博」「万博」と何度も記事に書いたけれど、私自身、万博について何も知らなかったんです。東京で生まれ育ったZ世代。もちろん過去の万博は行ったことがな

「迷走」する2025年大阪万博、何でこんなことに?

2025年4月、大阪に国際的なビッグイベント「万博」がやってきます。12月に入り、大阪の街は公式キャラクター「ミャクミャク」のポスターや、前売り券購入を呼びかけるお笑い芸人のCMであふれるようになりました。 とはいえ、歓迎ムード一色かと言うとちょっと怪しい。その理由は、万博の準備が「迷走」しているからです。開催費用の多くを占める公金が膨らみ続ける一方で、花形の海外パビリオンは準備が遅れ、展示の目玉はいまだに何なのか、よく分かりません。大阪社会部で行政取材を担当している私たち

国を動かしたのは「報道の影響力」? 受刑者のマイナンバーカード、法務省が取得支援に転じるまで

こんにちは。高松支局の広川隆秀です。 2023年10月末、法務省が受刑者のマイナンバーカード申請・取得に関し、「便宜を図る必要はない」としていた方針を改め、必要な支援を認める通知を全国の刑務所に出しました。 受刑者とマイナンバーカード。 このテーマ、僕の個人的な興味から長らく取材してきたものでした。 そのため、今回の方針転換は受刑者が社会復帰する際の一助につながるのではないかと期待しています。 「なぜ法務省は方針を一転させたのか?」 「どうしてこの時期だったのか?」

「少年事件は実名or匿名?」「実名報道が社会的制裁になってませんか?」、大学生が大阪社会部長や記者に直球質問!

11月上旬のある日、共同通信大阪社会部をたずねてくださったのは、 京都産業大学法学部で犯罪加害者支援や少年法を学ぶ2人の大学生と指導教授の服部達也先生でした。 4回生の中村彩乃さんは「実名報道及びネット上の風説についての考察」を、同じく4回生の青木穂乃香さんは「加害者家族の支援について」をテーマに卒業論文を執筆中。 司法や事件取材の現場を知る記者たちに直接話を聞きたいと、やって来てくれました。            撮影:大里直也(大阪写真部)、報告:石原知佳(大阪社会

「読者の声知りたい」noteで得た手応え

こんにちは。共同通信大阪支社です。記事を書いている私は大阪社会部の野澤拓矢と申します。 大阪支社noteは今年9月で開始から1年。近畿・中国・四国の若手記者が書き手となり、40本以上の記事をお届けすることができました。読んでくださっている方々からのスキやご感想が記者1人1人のモチベーションとなっています。本当にありがとうございます。 今回はこの1年のnoteを振り返りつつ、今後の展望もお話しできればと思います。 ■ どうして共同通信がnoteを…?「共同通信って何をして

五輪に同行、AIを使ったシステム開発 報道を引っ張る超アクティブなエンジニアの仕事って?

共同通信では今夏、東京と大阪の2箇所でエンジニア職の長期インターンを実施しました。参加してくれた学生の方々を中心に、AIを使った記事検索や記事作成のシステムを開発するという大きな成果となって実を結びました。 今回は番外編として、インターンのメンターを務めた2人の現役エンジニアのインタビューをお届けします。普段の業務内容からやりがいまで、報道を引っ張る舞台裏をご覧ください。 ▽インターンの成果を正式リリース-インターンは大成功でした。編集部からも実用化を望む声があがっていま