施術は相性。~からだに触れることについて、改めて考えてみる~
仕事柄、からだに触れるということには細心の注意を払っている。痛覚や触覚のバランス次第で、心地よかったりそうでなかったり、不快になったりと一瞬でからだが選びとる。感覚は正直だ。こればっかりは思考はでごまかすことはできない。
同じことをしているように見えても、術者によってお客さまが受ける感触はそれぞれ違う。ある人には強すぎる。別の人には弱すぎる。逆に、これがちょうどいいと感じる人もいる。これも定義があるわけでなく、ひとりの人の感じ方が日によって変わることも珍しくない。なんとなく