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私にとって”書くこと”とは#013

Noteを始めようかなと思ったときに、
ライターでもなく何者でもない、単なる会社員で子育て中の私なんかが書いていいのかなあと、正直気後れしていました。
別の場所で20年近くブログは綴っていたものの、Noteは何だか敷居が高くて、しっかりした目的や伝えたい情報がないと書けなさそう・・と思っていたのです。
そんな時に出会ったこの本に、背中を押してもらえました。

言葉を見つけるということは、
わかったつもりだったのに
実はわかっていなかったことに輪郭をつけて、誰かに手渡すこと。
そして、誰かの見つけた真実と 交換し合うこと。

暮らしを変える書く力 一田憲子

この本を読んで、私だって書いてもいいんだと
思えたのと同時に、”書く意味”について考えるきっかけにもなりました。

慌ただしい日常の中で、
「あ、これ書きたい」
とふと思う瞬間が私にはあります。
それについて文章を綴る中で、一旦自分から離れ、自分を俯瞰して眺めることができる。
そうして綴った文章を改めて読んで、「私ってこんな風に考えてたんだ。いや、確かにそうだよな。」と妙に納得したり。
今まで無意識にやっていたことなのですが、これが一田さんの言う
”自分の思考にきちんとした輪郭をつける作業”なんだと、うんうんと頷きながら読みました。
最近よく意識するようになったメタ認知。もしかすると、私は書くことでも自分をメタ認知しているのかも。

実際にNoteを始めてみて、やっぱり書くことは楽しいし、私は書くのが好きなんだなあと実感しています。
そして、誰かの記事を読むことも好き。
実際に会っていなくても、文章からその方の雰囲気や考え方がふんわりと感じとれる。また続きを読みたいなあ、へえ~こんなこと知らなかった!などなど、Noteをきっかけに広がる世界がありました。

「これ好き」と感じることに素直になって、ちょっぴり勇気を出してやってみる。伝えてみる。
自分に自信がなくて、私なんてって思いがちな自分の思考の檻を少しずつ解放していこう。
そんなことを考え始めた私に、ぴったりのタイミングで出会えたNote。
ここで”書くこと”を続けていこうと思っています。

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