マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」の1コマからノーパン健康法が理解できる!
明けましておめでとうございます。今年も人体の研究を進めていきたいと思います。
さてみなさんは漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第四部のこんなセリフをご存じでしょうか。
「スゲーッ爽やかな気分だぜ」「新しいパンツをはいたばかりの正月元旦の朝のよーによォ~~~~~~~~~ッ」
これは主人公の東方丈助が苦戦した敵を倒したあとのセリフですが、なぜ元旦の朝に新しいパンツをはくとスッキリ爽やかに感じるのでしょうか?
みなさんも経験があるでしょうが、寒い日に着替えをして服を脱いだときに、空気が冷たいけれど少しだけ冷たさが心地よく感じることがあります。
それまで温かい格好をしていて、その温かさが体から奪われるというのに。
何故そう感じるのかというと…
胴体に溜まりすぎていた余計な体温が、放熱されるからです。
他の記事でも書きましたが、温かい格好をしているのに寒いのは、
胴体を温めすぎてそこに血液が溜まり、手足に行き届かなくなるからです。
温かいのはそこに血液が流れているからであり、血液が流れていないと、いくら温かそうな格好をしていても、暖房を付けていても、寒いのです。
服を脱ぐと胴体の熱が放熱され血管が収縮し、血液が胴体から流れ出し、手足に循環します。だから少し気持ちがいいわけです。
しかしその内寒くなってくるのは、温まりやすい頭を冷やさなかったり、脇や手首、腹・腰など冷えやすい箇所まで一緒に冷えてしまうからです。
昔ノーパン健康法というのが流行ったことがありました。その名の通り、
パンツをはかない健康法です。最近では仲里依紗さんが2020年1月のドラマ制作発表でノーパン健康法の実践を告白。
これは主に夜寝るときにパンツを履かずに寝る方法で、そうすると冷え性も改善し、快眠できるのだとか。
普段履いているパンツのゴムが股の鼠径部(足の付け根)を締め付けることで血行を阻害しており、パンツを履かないことで血行が良くなる…という理屈だそうです。
私が考えるに、これ以外にも
「パンツをはかないことで普段はパンツに包まれている下腹・股・尻の風通しが良くなり、その箇所の体温が下がり、血行が良くなることで健康になる」と言う理屈もあると思います。
他の記事でも書きましたが、胴体が温か過ぎると手足が冷えます。
肩が温かすぎると手が冷えますし、下腹・股・尻が温かすぎると足先が冷えるのです。
だから、ノーパンで寝ると冷え性が改善し血行も良くなり、快眠できる、と考えられます。
つまり、新品のパンツを履くとスッキリ爽やかな気分になる、というのは、着替えのために裸になっている状態から、新品のパンツを履くことで下腹・股・尻が冷やされ、血行が良くなったので気持ちがよい、ということでしょう。
よろしければこちらの記事もご覧ください。
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