大人に、権威に、常識に。逆らうことで、得られる発見。
私は子供の頃から自分が納得しないと気が済まない性格でした。
大人に反発し、いじめられたこともありましたが…
そのおかげで大発見をしました。
一例を挙げれば、温度計。
温度計を日かげに置いて気温を測ることに疑問を持ったことが、
誰にでもあるでしょう。なぜ日なたに置いて計ってはいけないのか?
それは、日なたに置くと太陽光の熱でドンドン温度が上昇し、正確な気温が測れないから。
そして地面に直接置かずに少し高いところに置くのは、
地面からの放射熱で温められるのを防ぐため…そうすることで正確な気温を測れる。
確かに、そうなのでしょう。ですが、肝心なことを見落としています。
そこにいる人間です。
日なたにいる人間は、太陽光で温められ、ドンドン体温が上昇してしまい、適切な処置をしないと熱中症になってしまいます。
昔は熱中症という呼び名はなく、日射病・熱射病とよんでいました。
日射病は太陽光を浴びて体温が上がりすぎたことが原因と分かっていましたが、熱中症の場合は原因不明の奇病扱いでした。
体温が上昇しすぎると具合を悪くし、倒れてしまう…
ちょっと待ってください。
体温が上がりすぎて倒れるなら、体温を下げればいいではありませんか!!そしてその方法は扇風機やクーラー意外に、もっと簡単な方法があります。それは体に水を掛けることです。
そんなことは当たり前?
水を掛けてすぐは冷たくて気持ちよくても、
そのうち寒気がして具合が悪くなってくる。それは、体を冷やしたからだ。体を冷やすのは良くない…
本当にそうでしょうか?
いいえ、そうではありません。
人間は恒温動物。小学校の理科の実験でよくやるように、冷たい水に手を入れても、手が水と同じ温度まで下がることはありません。
なのに寒気がするのは、冷やし方が間違っているからです。
大まかなやりかたは、頭寒足熱です。
頭を冷やして足を温める。冷やす場合は体を上から冷やすのです。
方法はこちらに書いてありますが、「体を冷やす」ことは、
とても素晴らしい効能があります。暑さはもちろん、眠気も、疲れも、寒さにも効果がある方法なのです。
「温度計を日なたに置いたら温度が上がり続けて正確な温度が測れないでしょ!科学が分からん奴だなあ…」
などとバカにしているアナタ。そういうのを、
一知半解 机上の空論
というのです!
大人に、権威に、常識に逆らってみると、こういう大発見をすることがあるのです。
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