カメラを買いました
日記:2024年2月25日
「最近、感性が鈍って来ているのではないか?」
そんな疑惑というか、恐れに近いものを自分自身に感じています。
全ては僕の感性で始まり、僕の感性で終わる。
みずみずしい感性こそ僕の命。
日頃から、こんな風に思っています。
それが鈍くなっている?
「こりゃ、いかん。何とかしなければ」
と考え、スナップ写真を撮ろうと思い立ちました。
個人的な意見になりますが、「スナップ写真を撮る」という行為は、瞬発的な感性が要求されます。
むしろ感性の瞬発力だけの勝負、それ以外は何も要らない。
だから、自分の現在位置が如実に表れると思っています。
スポーツ選手が、シーズン前のトレーニングとして何度も何度も繰り返しダッシュをしますよね。
あれと一緒です。
自分の基礎体力が分かる。
それだけじゃなくて、なまった体を鍛え直せる。
昼寝していた僕の感性を、たたき起こせる。
そんなこんなで、しばらくスナップを習慣づけようと思います。
せっかくだから、カメラを買おうと思いました。
といっても高価な機材は(今のところ)買わなくても良い。
スナップを撮り続けていく中で、高性能なカメラが欲しくなったら、機材に対する欲求が如何しようもなく高まったら、その時に買おう。
で、具体的に何を買うか? ですが、逆に思い切り安いカメラというのも面白いんじゃないかと思い、また少し前から気になっていた事もあり、これにしました。
はい、ドンッ!
ケンコー・トキナーの「KC-03TY」です。
税込み6500円で買いました。
ろくせんごひゃく円ですよ? カメラとしては激安です。
いかにもオモチャ然としたブリスター・パッケージです。
では、カタログ上の性能値を見て行きましょう。
センサー:1/3.2型 CMOS
画素数:800万画素
レンズ:換算 36mm 単焦点、F2.8
シャッター速度:1/8000秒~1/15秒
ISO感度:オート、100、200、400
オート・フォーカスは搭載されていません。
というか、オートだろうがマニュアルだろうが、ピント調節できません。
これ、パンフォーカス・カメラなんですね。
被写界深度が深くなるように絞りを固定して、ピントも固定。
要するに「写ルンです」のデジタル版です。
露出はシャッター・スピード(オートのみ)で調節します。
1EV 刻みですが、露出補正が可能です。
ISO感度も、オート、100、200、400 から選べます。
なかなか面白そう。
ピント調節機能が無いという事は、逆に言えばピントを気にせずパシャパシャ撮影できるという事です。
最短撮影距離だけ気を付ければ良い。カタログには1メートルと書かれています。
何だかワクワクして来ました。
では、また。
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