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大井町ビオトピアに行ってきました

日記:2024年4月10日

今年は鶴岡八幡宮へお参りに行って青空の下で長い参道の桜並木を堪能したのですが、なんかもう1度桜を見たくなってしまい、検索したら「ビオトピア サクラパーク」っていうのがヒットしたので、遠路はるばる大井町へ行ってきました。
大井町って言っても品川の隣にある大井町じゃないです。
東急大井町線の始発駅じゃなくて神奈川県足柄上郡にある大井町です。

僕、てっきりビオトピアってのは公園=おおやけの園、つまり国とか地方自治体が管轄している公共施設だと思って行ったんですよ。
で、その「公園」内を散策していたら突然「私有地につき、うんたらかんたら」っていう立て看板に当たりました。

ちょっとあせりましたね。
「え? ここ私有地だったの? 公園じゃないの?」って。
急いでネットを調べたら、確かに企業の所有地なんですよ。
昔は第一生命の本社機能の一部があったらしいです。
それがリストラの一環で売却され、今はブルックス・コーヒーの所有地になっている、と。
あの個包装の紙ドリッパーで有名なブルックス・コーヒーです。

企業の私有地ではありますが、昼間は一般に開放されているみたいです。
園の中心には巨大なビルディングがそびえ建っています。
第一生命本社機能が有った当時の名残なごりでしょうか。

そのビルを目指して歩いて行くと、ビルの足元には売店・カフェ・ドッグランが有りました。

いやぁ、もの凄く広い場所でしたよ。
ただ広いだけじゃなくて、あれだけの広大な土地をきれいに整備・維持管理しているのが凄いです。

これを1960年代に一企業で造成した当時の第一生命も凄いし、それを買い取って維持管理しているブルックス・コーヒーも凄いです。

桜の花は見頃を過ぎて少し散っていました。
散りかけの花も、それはそれで風情があります。
散策路には散った花びらが敷き詰められたように落ちていて、ピンク色の絨毯の上を歩いているようです。

散りかけの花と新たに芽吹いた緑の葉っぱが混在している今の時期も、僕は割と好きです。
桜の木にとって、花の散る時期は、一年の「終わり」じゃなくて「始まり」なんですね。
これから春→初夏→夏と、葉を茂らせて成長し日光を浴びて養分を蓄える時期なのです。
その感じが好きです。

ひとしきりビオトピアを散策し園内のカフェで一服した後、軽く大井町の町なかを歩きました。
ビオトピアもさる事ながら、大井町自体も魅力的な場所でした。
富士山を遠くにのぞむ足柄平野の一角。
牧歌的な感じで気分が良かったです。

まあ実際、桜の季節は日本中どこへ行っても気分が良いんですけどね。

ではまた。

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