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メグレと若い女の死

(Vtuber の台本)

字幕:映画の感想

字幕:メグレと若い女の死

映画「メグレと若い女の死」を U-NEXT で観ました。
原作のメグレ警部シリーズを読んだことはありません。この映画に関する感想だけを述べます。

監督はパトリス・ルコント。
もう大分だいぶまえの話になりますが、「仕立て屋の恋」と「髪結いの亭主」は、日本公開時に映画館で観ています。
どちらも好きな作品です。

メグレ警部役はジェラール・ドパルデューです。
確か、「シラノ・ド・ベルジュラック」も公開時に映画館で観た記憶があります……いや、あれはビデオだったかな?

さて、本題の「メグレと若い女の死」です。
個人的には、まあまあ良かった、といった所でしょうか。
最後まで退屈せずに観られました。
と言っても、大傑作という感じもありません。
ほどほどの小品です。

一応ミステリー仕立てですが、あっと驚くトリックとか、名探偵の推理とかは無くて、淡々と捜査が進んで、淡々と事件が解決します。
じゃあ、ハード・ボイルドとか社会派のようなリアル志向かと言えば、それも違います。
わりとサクサク話が進んで行くので、リアリティが感じられません。
正直、ちょっと御都合ごつごう主義な所も散見されます。

やっぱり主眼はミステリーじゃなくて、人間ドラマなんですね。
若い女の死の真相究明という縦軸に、

「成功を目指して田舎から花の都パリへ上京してきた若者たちの、それぞれの顛末てんまつ

……という、わりと定番のストーリーをからめる、そんな感じの映画です。

今回は、この辺で。
では、また。

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