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『げいさい』 来年こそ!…2021年への妄想②

 美大の学園祭や卒展は、ここ数年の超楽しみなイベントでした。何せ、アーティストを目指す学生さんの、未成熟(≒枯れていない)パワー凛凛の作品を、本人の想いを直接聴きながら味わえる! 
 …しかし、今年は中止に…

オンライン開催という取り組みを、いくつかの学校で実施していて、さすがのアクションだなと思いつつも、例えば、まだまだ蒸し暑い季節に汗のしたたる中で、学生さんの熱気にあてられるという皮膚感覚が味わえなかったのは残念でした。
*ページトップの写真は昨年の藝祭(東京芸術大学)の「神輿」の様子 この日も暑かったぁ~

そんな今年、巣篭り生活の中で見つけたのがこちらの作品

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『げいさい』 
会田誠 / 文芸春秋社 刊

アーティスト本人の回想録?…ではないのですが、まぁかなりのところBased on true story なのかなぁと。これが、かなり熱い! 何か自分も美大生としてその場に居合わせてる気分になります。
 『ブルーピリオド』山口つばさ 著 / 講談社コミックス 
も8巻では「芸祭」が話題で、こちらも暑さにばてるシーンがありました。
 想像力たくましく、こうした形で熱さ、暑さを感じるのもいいのかもしれません。

 とは言え、来年こそは二次元の世界の画面や書籍の中ではなく、三次元の外気にさらされながら、熱気を直接感じたいです!
 まぁ、マスクの中も結構熱気があるので、冬の時期は意外に防寒になるわと、実感している今日この頃ではありますが…(笑)


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