束の間の平穏…そして悪化
それから暫くは平穏な日々だった。
薬入りのちゅーるを朝晩2回なめて、妻の特性キャットフードもせっせと食べる。
食べてくれることが、何よりも嬉しくて。
食べたいっていうことは生きたいっていう意思表示に思えるから。
食べるという行為だけでぼくたち夫婦を幸せな気持ちにしてくれるルルちゃん。
(ちゅーるちょうだい)って足もとに来る度に喜んであげた。
夜眠るときは枕もとでゴロゴロと喉を鳴らしてくれて、幸せをかみしめた。
他に何も望まないから、この時間がずっと続いて欲しい…。
でもだ