「やっぱり明治がナンバーワン!」2019年大学野球選手権決勝

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2019年6月17日 全日本大学野球選手権 決勝 明治大学vs佛教大学 明治神宮野球場

かなり前に「何か書ければなー」と思いnoteに登録したものの、結局何も書かないまま放置しておりました。なので不定期ですがこれまで撮影してきた野球の試合の中で思い出に残っている1枚を元に撮影エピソードや当時の振り返りをしてみようかなと思います。有益なことや面白いことは書ける気がしませんが、撮影や野球を見る上で何かのヒントになれればと思います。既にTwitter等で発表した写真も出てきますが「これ見たー」なんて言わずにそこはご愛嬌でお願いします。

ということで第1回目は2019年の全日本大学野球選手権大会の決勝の写真です。この年の春の明治大学は投打がしっかり噛み合っていたと思います。今や日本を代表する投手となった森下暢仁がエースに君臨し伊勢や入江を擁する強力な投手陣と、首位打者の添田を筆頭に一発は無いものの繋ぎの野球で得点を重ね投手陣で守り切る野球で春季リーグ優勝を決め、そのままの勢いで大学選手権決勝まで駒を進めました。決勝戦も相手のミスから得点を稼ぎ投げてはエース森下が好投し6−1で圧勝。最後の打者を三振に打ち取って人差し指を立てナンバーワンの気持ちを現した森下を中心にできた歓喜の輪を切り取りました。

個人的に応援団がスタンドにいる試合で歓喜の輪を撮影する場合は応援団・応援席も一緒に入れる絵作りを意識しています。野球をする選手と応援する人達全てを含めて1つのチームであり、プレーする人と応援する人の思いが一つになる瞬間がこの場面だと思います。そんな思いを込めつつ午後の神宮の良い光線に包まれて喜ぶ選手と舞台で拍手を送る応援団や歓喜に沸く応援席を1枚にまとめ「やっぱり明治がナンバーワン!」のフレーズを写真で現したような1枚になったなぁと気に入っているカットです。

コロナの影響で応援団は外野に移動し観客は声を出せない現状が続いています。 神宮で撮影していても音楽にのせて体がうずうずしてしまう程度には応援席でワイワイやりたいのが本音です。来年こそはハイパーユニオンにのせて「やっぱり明治がナンバーワン!」と歌えるようになると願っています。

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