原研哉さん_アートボード_1

観光の解像度を上げたい

日本を代表するグラフィックデザイナー、原研哉さんが丸々一冊特集されたデザインノートを拝読しました。

原研哉さんは私の中で「憧れ・尊敬しているデザイナー」の一人です。デザインを勉強している人なら口を揃えて言うでしょうか。それくらい、偉大な方です。

ですが、それと反して少し親近感が私の中にはあります。原さんは岡山県出身の方です。高校生のとき、一度だけ講演会を聞いたことがあり、お会いしたことがあります。今から3年くらい前でしょうか、当時の高校生の自分には「えっと、無印良品のデザイナー?」「まあとにかくすごいデザイナー」くらいの知識しかなくて今となっては情けないです(笑)。そのときにいただいた言葉を今もすごく大切に心に留めています。武蔵美の教授をされているというのもあるかもしれないですが、学生と接する機会を設けてくださったことにとても深く感謝致しております。

そんな原さんが特集されたデザインノート、とても関心の高い内容が多く、特に「観光の解像度」というキーワードが印象深かったです。


「観光」というテーマに注力

原さんはこのデザインノートを通して、「観光」というテーマが日本から世界に貢献できる大きなポイントだと伝えています。
日本はこれまで製造業が経済を伸ばしてきましたが、低迷しつつあります。日本列島を製造業のために活用するのではなく、他にも日本の価値を引き出す活用の仕方を考えなければなりません。そのひとつが「観光」だと思います。

日本に滞在する価値を磨き上げて、世界から訪れる観光客に伝えていくこと、それが日本の経済を成長させて世界に誇りを発信できるのではないかと、私も感じました。

さて、世界に発信するにはどうすればいいのでしょうか?私なりの考えとして、

1.日本観光の視野を広げる
2.個人の観点で発信

それら含めて、「観光の解像度」を上げることが、世界に発信できる編集力・デザイン力は身につくはずだと思いました。


「ものをつくる」から「ものをみがく」時代

まとめると、次はものをみがく時代こそが、日本の産業を発展させるのではないでしょうか!
私はただのデザイナーで、基本的にものをつくる人です。ですが、今後は造形・装飾の力はもちろん、「あるものを磨く」力も必要じゃないかと考えました。新しいアイデアはもちろん、既存からどう磨くか?磨き方を個々に出し合えるチームをつくることが課題でしょうか。

以上、デザインノートの感想文でした。詳しくは、今回のデザインノートを読んでみてください。とても面白かったです!!!真面目なこと考えるとビールが飲みたくなる!!!!!!!!暑い!!!!!!!!!


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