#聞いたよ20歳 vol.25 百瀬七海さんへ
聞いてよ20歳!
20歳に伝えたい文章を1000字以上で投稿するコンテスト。応募作品に対しての感想を投稿する、それが聞いたよ20歳!です。
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25.あの頃の私へ捧ぐ
現在、「素敵な日本語で言葉遊び」という企画を開催している百瀬さん。てことで私も、この場を借りてこの企画に乗っちゃいましょうか〜!
4月から20歳なるみなさんへ、そして自分へ、「捧」という漢字をこめてnoteを書きます。
百瀬さんは20歳の頃の自分へ言葉を捧げ、投稿してくださいました。
ふと私は「捧ぐ」てなんだろう?と考えながら読み進めていきました。
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もっと、きちんと人生を考えていたら、今の私は社会人として、もっと違う道を歩んでいるだろうと思う。
それくらい、私はそのときがよければいいという、安易な考えで生き抜いてきた気がする。
高校生で人生をしっかりと見据え、将来のことを考えるなんて、本当に凄いことだと思う。たった十数年生きてきたというだけで、自分の一生歩いて行きたいと思う道を決められる人は、なかなかいないと思う。
人生100年時代、変化の激しいこの時代で5分の1しか生きていないのに道を決めるのは難しい。私も本当に感じます。ですから百瀬さんが安易な考えだったわけではないと思います。
春から新学期、社会人など、新しい環境に飛び込む20歳は多くいるでしょう。
この道で100歳まで生き抜いてやる!なんてかなり少数派。インターネットが発達して、数年前には存在しなかった職業も多数あり、きちんとした人生がいったい何なのか定かではありません。
だから私が思う大事なことは、歩いてきた道を全否定しないこと。
積み重ねてきたものが、今と違う人生だったとしても、それもまた私自身なのだ。
百瀬さんも、今まで歩いてきた道を全否定する必要なんてないんだと強くおっしゃっています。
大企業の正社員や市役所の公務員として働いても、中学校卒業してすぐ働いていたとしても、選んだ道は必ずどこかで繋がるはず。
何がどうなるかわからない時代だからこそ、いままで辿った道を信じることが重要ではありませんか?
4月から20歳になるみなさんへ、そして自分へ、いままで歩いてきた道を全否定しないでいよう。
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二十歳の皆さまへ。どんなことに悩んでいますか?
明るい未来を信じていたいけれど、大人になるということは、それだけ責任も増える。いろいろなものに縛られることも増える。
大人になるたびに、いろんな世界を知るたびに、悩みは増え続けます。
私の悩みはそうだなあ…どんなキャリアを積めばしあわせになれるか、でしょうか。もっと自由に働きたいし、自分の可能性を広げる職業はコレなのか?なんてモヤモヤしてます。一歩ずつ解決できそうな気もするので、悩みながらも進んでいけたらいいな。
一生懸命、走らなくてもいい。それが二十歳なんだと思う。
だって、二十歳になるまで、たくさんたくさん走ってきたでしょう?
ちょっとくらい立ち止まって、自分の心の景色を感じるのも、必要なことなんじゃないの?
そうだ、悩んだら止まってみたらいいんだ。すごくシンプルで、意外と難しい。多感な時期こそ、止まることを忘れちゃいけない。
4月から20歳になるみなさんへ、そして自分へ、悩んだらいったん走ることをやめてみよう。
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私が思う「捧」は、敬意を払って差し出すという元の意味に付け加え、素直な思いをとどけることじゃないかと、百瀬さんの作品を読んで感じました。
きっと、きちんと自分自身をきちんと見つめ、考えて決めてきたとしても、私はきっと変わらず「百瀬七海」と出会うだろう。
この一文に、百瀬さんのまっすぐな思いが込められている気がします。百瀬さんのように、素直な思いで言葉を捧げる大人になりたいと思いました。
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