着物が教えてくれた家族の話。④

私は、小学生から今までずっと信じ続けている願掛け(おまじない)があります。それは、Footworkという運送業者のトラックを見かけたら「フットワークピース」と唱え、右手でピースサイン、これを3回繰り返す‼️というおまじないです。

どんな意味があるか、というと
そうすると絶対にいいことが起こる✨
というジンクスです。(笑)

さて、今回のストーリーは、シングルの方必見☺

お母様の願掛けで幸せになった、私の友達のストーリーです♡

では早速どうぞ~

🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀

母が願掛けで作ってくれた着物


私の着物は、母が

私が結婚できるように

と願掛けで作ってくれたの。でも、そんな思いで作ってくれてるとは仕立て上がるまで知らず。。。柄や色も全てオーダーメイドで、どの季節にも着られるようにと、四季折々のお花をいれてくれて。図案を見たときに、どうしても紫陽花をいれてほしくて、更に入れてもらったの。生地の色は藤色が良かったんだけど、どの色のものを顔に合わせても似合わなくて...着物の雑誌を見て、長く着られて上品な色をと思い、薄黄緑の色に決めたよ。

洋服では着ることがない色だけど、着物になると似合う色になるのが面白いね。

出来上がりには一年以上かかったんだけど、早く着てみたい気持ちと、でも着るなら...お結納の時に初めて着たいなと思ってた。

彼氏もいないのに!!(笑)

そしたら、着物を作成中に、今の旦那さんと知り合い、着物が出来上がった頃に、結婚が決まり、本当にお結納で初めて着ることになったの。

親の思いは通じるものなんだね

旦那さんとの初デートは鎌倉。紫陽花を見に行き、結婚してからも見に行っていたから、息子の名前にいれた"紫"は、紫陽花からとった一文字。
着物の柄にも紫陽花をいれていたことで、さらに好きなお花になったよ。
お結納のあと、何回か着る機会があり、お宮参りのときにも着たよ。
お結納の時の初々しい感じとは違い、貫禄を感じたわ😆

なかなか着る機会がないけど、以前は少しだけ着付けを習ったり、母と着物を着て出かける機会があったな。知り合いから着ない着物を頂いたり、義理の母からもいただいたりして...いつの間にか増えたよ♡

着物は小物を変えるだけでも印象が違ってくるし、羽織でも変わるし、流行りもあるみたいで、まだまだ知識は少ない。
着物はまだ一人では着れないしハードルが高いけど、浴衣は着れるから毎年着たいな~。

娘がいないから、あげることができないから...私の着物どうなるかしら。と思うこの頃。

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彼女は若かりし頃、「彼氏が欲しい~!」とよく言っていました。よく飲みにも行きました。。私たち、たくさん飲みました。。。
わたしが飲み会で紹介する、という行為よりも
お母様の願掛けの方がずっと効果あったね
( ˊᵕˋ )

お母さまの思いが着物に込められ、しっかりと届いたのだね。こんなにダイレクトに、そして彼女の人生のハイライトの瞬間に、こんなにもお母さまの思いが寄り添っていたなんて。

本当に奥深い着物のストーリー。
こんなことってあるんだね❣️と、ついガッツポーズを取りたくなってしまう、そんなストーリーが着物から生まれていたなんて(๑˃̵ᴗ˂̵)

素敵な思い出のシェアをありがとう。近々一緒にお着物デート♪しようね。Mっちのお着物は、息子君のお嫁ちゃんへ受け継がれて行くかしら♪

願掛けとはそもそも、自分のことをお願いしてはダメなんですね。私もそろそろ、フットワークピースの呪縛から解放されるかしら。(笑)

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