12/26の日記
子供の頃、クリスマスにツリーを飾って何が楽しいだろうかと不思議に思いながら、街に溢れるツリーをみていた。
鯉のぼりをあげて何が楽しいのかと思いながら、鯉のぼりの絵を学童で描かされた。
結局その頃の1番楽しいことといえば、ゲームにひたすら没頭して、ダンジョンに潜ったり、外でボールを蹴っとばすことだった。
それなのに、なぜか、現在では、季節のイベントごとをそれなりにちゃんと楽しんでしまっている。
自宅の和のゾーンには、季節ごとに手ぬぐいを飾り、春には桜を見て、夏には風鈴を出し、秋には紅葉を見ている。手ぬぐいの数は20は超えてしまっているだろう。
なぜ歳を重ねたら、こうなるのだろうか。
大人は遊ぶ口実がそれくらいしかないのかもしれない。そうとも解釈できてしまわないか。
子供の時はそれにしか目が向かないほど熱中する何かがあった。
それをいつのまにか失ってしまった。
何か行動する口実がないと行動できないから、大人は季節のイベントごとか何かにかこつけているような気もする。
楽しい分には構わないだろうが。
熱中する何かは常に持っていたいと思う。
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