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オリジナル曲紹介No.6🎸~視野を広げた新たな世界~『WONDERLAND』

どうもこんにちは!Kyazuです!

オリジナル曲紹介の第6弾です。毎度お馴染み今回『WANDERLAND』という曲を作ったのでその紹介、解説をやっていきます。

 

『WONDERLAND』



●解説

【制作するにあたって】


 一作目の『SKY HIGH』で爽やかなロック、それこそFoo Fightersをお手本にしました。今回は王道的な8ビート、パンキッシュな曲調の多かった木村カエラなどを参考にしまして、作っていても聴いててもとても楽しくなる曲となりました😁

アレンジ面でいえば、前作『AFTER RAIN』で積極的に挑戦したコーラス部分を今回でもより取り入れてみました。制作環境に限度があるので100%の出来とはいえませんが、今あるもので理想に近づけるようより工夫していきたいですね。


 元々ギター、ベース、ドラムでしっかり成立できる曲が自分の理想でして、結構詰め込みすぎる傾向がある部分を見つめ直してシンプルに努めています。
 その時にベストなものをチョイスできるよう頭も耳も養っていきたいものです😅
 今更ではありますが歌に関しては今までのもの全て奥さんに歌ってもらっています。今まではしっとりした曲が一番合ってると思い、アップテンポのものは少し敬遠していましたが、今回でしっかり馴染ませて歌い込んで頂き、身内ながら流石と思いましたね笑


【歌詞について】


不完全なんてありはしない 僕のワンダーランド
地平線の先遥か向こう ここで知らないもんはない
常識なんて僕が基準 廻るワンダーランド
全員全部従えよ ぼくが思うまま イラつかすなよ

悟ってるようで思い込み 狭いワンダーランド
唐突に現れ語る 君は何者なんだい?
大事なことは広い視野 それがワンダーランド
飛び込めるなら腹括れ 一歩踏み出して
外を知ろうか

悩んで挫いて研ぎ澄まして

誰より一番 飛び抜けてればいい
そういう発想あるよな 誰もが
オリジナル持ってる
それだけばかりじゃ 独りよがりになる
分かち合えたなら きっとさ 優しくなれる

響け 深く深く 魂深く

不完全だって気付いたよ 僕のワンダーランド
嫌んなっちゃうよねこの事実 
だから抜け出して 旅に行こうか

誰より一番 飛び抜けてればいい
そういう発想あるよな 誰もが
オリジナル持ってる
それだけばかりじゃ 独りよがりになる
分かち合えたなら きっとさ 優しくなれる

今なら追い風 きっと 
強く強く 背中押してくれる
感情と理屈を越えて
見つけるんだ 本当のワンダーランド

夏ということもあり、今の時期に合うものとして『旅』をチョイスしました。ただ夏休みだから旅行に〜とかパーティに〜とかだとありきたり過ぎるのでイメージとしては『旅』、テーマとしては『視野を広げて現状からの脱却』にしました。

 生きていくと色々な経験を積んできて自分なりの考えやモノの価値観が構成されていきますよね。それはそれで素晴らしい事ですが、いき過ぎると自分だけの知見だけでモノを判断する本当の意味での世間知らずになってしまうと思うのです。
 価値観の押し付けなどは本当に嫌で、かといって自分でも知らず知らず注意してもやってしまってるんじゃないかもと思い当たりますし😓

 自分の確固たる意志や価値観は必ず必要なものですが、そういうのは自分以外全員持っているものなので、もっと理解して分かちあえたら、もっと色んなものに優しくなれるんじゃないかなぁっと。‥こういった思いが込められております🎹

 「WONDERLAND」というワードは、自分の殻に閉じこまった思い通りの世界という意味であり、今回の普遍的な『旅』というイメージと、ここから抜け出し自分と向き合うという意味の二つの『旅立ち』をテーマにしました。

【展開について】

出だしのイントロからAメロにかけて、実は4分の5拍子の変拍子で構成しています。ギターが入ってからの疾走感を際立たせたく、序盤はあえてモヤモヤした感じでやりたかったのですが‥、作ってていて自分でも分からなくなり笑😅
雰囲気だけ変拍子風になりました😅やはり理想に近づけるのは難しいですね。

間奏で一気に雰囲気が変わります。未知なるものに触れる、または赴くのもまた旅のイメージではと思い、オリエンタルな神秘的な展開にしました。
 ギターのフレーズはkeyがDの変則チューニング「DADGAD」で演奏しています。これはかの伝説のハードロックバンド『LED ZEPPELIN』の代表曲の一つ『KASHMIR(カシミール)』で使用されたチューニングであり、どこか民族音楽的な独特な雰囲気を演出してくれます。
 変則チューニングやこういうオリエンタルな曲に憧れて以前から温存していたのですが、なかなか披露する機会に恵まれなかったので今回やっと日の目に出すことができました。

●参考にしたもの


木村カエラ『You bet!!』

パンキッシュな曲調からキュートなポップスなど様々なジャンルを取り入れる木村カエラには大きな影響を貰っています。特にこういう疾走感ある曲は大好きですね😋


SING ネクストステージ 『Could Have Been Me』

ここ最近作る曲たちは映画『SING2』に登場する曲に影響されてますね。王道的なロックサウンドを作りたいと思ったキッカケはズバリこの曲からです。
原曲はThe Strutsというバンドであり、日本語吹き替え版だとアイナ・ジ・エンドが担当しています。

椎名林檎 『NIPPON』

今の音楽シーンを牽引する立場でありながら、初期衝動的なロックの本質を追い求める求道者のような存在の椎名林檎。この曲もまたシンプルなロックサウンドでありながら椎名林檎節が炸裂する刺激的な曲ですね😁

●最後に

王道的な8ビートは今思えば案外やってこなかったので、今回作ってみて改めてその奥深さを知りました。シンプルに作ること、だけどその展開に合うようなアレンジをチョイス出来る様にするのが一つの課題ですね。

 キャッチーさや挑戦したことが上手い具合にハマった作って手応えのある一曲です。
 まだ残暑残る夏のひと時、旅にでも出たら『WONDERLAND』をお供にどうぞ🎼🎸


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