10月6日

朝ごはんは見切り品のパイナップルと昨夜焼いたパンにツルヤのりんごバター。土曜日はカレー祭りにしようと朝からメニューづくりに取り組むも、天気予報が雨と知り断念。自転車で運べないと無理！未練をのこしてビリヤニだけつくることに。
おだやかな秋晴れをのがさず、ローリング市で買ってきた端切れとストールを洗って干す。冬物ターバンのため。あの場所にある膨大な古着を使ってターバン作りワークショップをやったら楽しいだろうと妄想。ターバンを仕上げようと編みものに精をだす。

昼はまた秋映りんごとネギ味噌おやき、昨晩のかぼちゃポタージュ残り。玉ねぎ、塩、牛乳のみでこのあまさ、鶴首かぼちゃはたしかに美味しい。おやきも好みなので袋をみなおしたら、いろは堂。
本当に今日は湿度も気温も最高なので、音楽をかけて日なたで、本棚で背表紙のならぶのを眺めていると脳がボーっとしていい気持ち。

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膝はほとんどいいかんじ。念のためサポーターをつけてそろそろと自転車をこいでいると、同じく出勤中の同僚Kさんに遭遇。私の帽子が、プリンスがかぶっていたものに似ている、とうれしそうにいう。Kさんは長年のプリンスファンで、ファンミーティングのためにわざわざ帰省するほどの熱量をいまだ保ち続けている。そんなに似てるならあげるか？とも思ったけどこの帽子屋は昨年閉店してもう新作が手に入らず、少し惜しいから黙っていた。（今見てみたらちっとも似てないから、あげなくてよかった。）
Kさんの買ってきたかっこいいアルミのフライパン、IHが反応せず。Kさんの「責任感じちゃうなあ」という発言に驚いていたら、同僚Iさんも同調し「感じることないんですよ」というのでああ普通はそんなものなのかと感心する。自分なら同価格のフライパンを買ってきて交換しないと気が済まないだろう。

帰路、インド食材店にバスマティ米を買いに行きつい1キロ余分に買ってしまう。みんなの期待にこたえるおいしいビリヤニをつくりたい。豆の種類が色々あり、迷ったすえ挽き割りムングダルにしておく。最近イスラム横丁でよく見るビリヤニマサラがここにもたくさん売っていた。

夕飯は鶏むね肉のゆず塩麹焼き、つみれ汁、れんこんの塩炒め、大根の梅和え。あの練り物屋のつみれはふんわり生臭くない。売り子さんたちも職人さんもかなりの高齢な上に、いつ行っても売れ残っているので、閉店しないうちに足しげく通っている。味のせいではなく、土地の相場観より値段が高いのだと思う。今夜の涼しさが続けば、そろそろおでんもいい。