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人生の転機というもの

どれだけぶりなのか、noteに書くのは。
調べてみたら昨年5月以来。
ほぼ一年とは、月日の流れは早い。

いろいろなことが重なって、昨年9月末に長らく勤めた会社を退職した。
最終的には円満退職ではある。
が、それまではまぁいろいろあった。すれ違いや勘違い、責任感の程度の差、視野や視点の違い、、、
我慢強いほうだが、人の道に外れるようなことが最も許せない。

いろいろ悩んだが、結果的に辞める決意をした。
自主的に勉強してより知識を得ようとするくらい仕事内容は好きだったし、職場の人間関係もよかった。
一つのトラブルから短期間で大きく発展し、まさか退職を決意することになるとは。

悶々とすることが続いたが、ネガティブな考えは好きではないので、なぜこうなったのかを一歩離れた視点でいろいろと考えてみた。
そこで、

もしやこれは人生の転機なのでは?と。

私は人の役に立つようなことがしたいと常々考えていて、作家活動も誰かの助けになるのなら、という想いでここまで継続している。

辞める決意をした仕事でも、もちろんそれに関わる人への助けになるようなことをしていて、頼られ任されている業務も多かった。役職ある方も含め、複数の方に辞められると困る、と言われたくらいなのである程度貢献できていたのだと思う。

でもそれはある範囲内であって、他のジャンルでも何か助けになることがあるのではないか。実はこの仕事も、もともとやりたいと思っていたこと(もしくは私がやらねばならないこと)へ向かうための過程であって、ここでのお役目は終わったので次のステップへ進めと、そういうことなのではないか。

今回の決意までには偶然が重なったこともあり、何かに導かれているような、偶然にみえるが実は必然だったような、そんな感が否めない。

やはりそうだったのかと思わせる不思議なことがあり(偶然なのか必然なのか)、4月からは新たな道を進むことが決まった。初めてのジャンルだが、私が以前からぼんやりと「いつかこういうことができたらな」と考えていたことに繋がりそうな仕事だ。

さておき、noteに長らく書けなかったのは、辞めるまでの数ヶ月が鬼のように忙しく、最低限必要なこと以外できない状態だったのだ。

そもそも数年前から忙しく、精神的にも追い詰められていたのか、趣味も、頻繁にしていたお菓子作りもやる気がなくなって、このままどんどん好きなことができなくなるのでは、と不安になっていた。
体調も下降気味で、メニエールも再発してしまった。

退職後も何かと忙しいのもあったが、前職が大量の文章を読み書きする仕事だったため、文章を書くことに嫌気がさしてしまった。

しかし一旦消えた気力はなかなか戻らず、少しずつ趣味ややりたいことを増やしていく、焦らずゆっくりと。
適度に運動して体力も少しずつ戻している。

自分の意に沿わないこと、予想外のことが起こったとき、ただ悶々とするだけではなく、

これは人生の転機かも?

と、視点を変えてみて、がむしゃらに抵抗するのではなく、転機を受け止めて流れに任せてみるというのもありではないか。
今までも何度か人生の転機を経験したが、ステップアップへの切り替えは多少強制的に行われる気がする(苦笑)

新たな道への不安はあるが、今は楽しみのほうが大きい。

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