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新聖王(聖王の名を負って)の感想

スキル、アビリティ及びステータス

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 新聖王は、まずアビリティが優秀ですね。特に希望の歌が非常に有効なアビリティで、味方全員のダメージが5%アップするという驚異の性能です。例えば、味方5人が各自40000ずつダメージを与える場合、40000×5%=2000ダメージが1人あたり増え、5人だと合計10000ダメージ増えます。武器聖石でダメージを15~20%アップした上、さらに希望の歌で5%アップするとなると、5%アップとはいえ十分なバフ効果だと思います。
 他方、スキルでは、旧聖王では攻撃技に不死と悪魔への特効が付いていましたが、新聖王ではいずれの技も特効が付いていない点が欠点です。
 また、シャイニィグローリーは、メサルティムの生命の雨と同様に、全体回復技ですが、シャイニィグローリーは行動補正値が高いのに対し、生命の雨は行動補正値が低いです。そのため、シャイニィグローリーは開幕から早めに全体回復できる一方、生命の雨は遅めに全体回復ができます。

総 論

 新聖王の運用方法としては、①単体高火力運用、②シャイニィグローリーによる突属性及び陽属性の全体攻撃、③シャイニィグローリーと勝利の詩によるロマンシング戦、になると思います。

①単体高火力運用

⑴ 単体運用パターン
 単体の敵相手に攻撃する場合、パターンは2つあり、㋐ヘブンズダイブ(旧聖王から継承、覚醒BP9)→流光払い(覚醒BP4)という流れ、㋑ライトガイザー(覚醒BP7)→ライトガイザーという流れ、です。
⑵ 敵が突属性弱点または陽属性弱点(不死、悪魔以外)の場合
 この2パターンに関して、突属性弱点または陽属性弱点だけの敵に対しては、いずれもほとんど合計ダメージは変わりません。そのため、複数のラウンドがある戦闘では、1ラウンド目の敵を倒すためにライトガイザーで足りるのか、それともヘブンズダイブの高火力が必要かなどと考えて、どちらのパターンを使うか決めれば良いと思います。
 また、㋐ヘブンズダイブと流光払いは行動補正値が非常に低いのに対して、㋑ライトガイザーは行動補正値があまり低くありません。なので、ボス戦などのどちらのパターンでも関係がない場合は、㋑ライトガイザーの連発の方が良いと思います。
⑶ 敵が不死または悪魔の場合
 敵が不死または悪魔の場合、弱点は陽属性であるため、㋑ライトガイザー連発でも十分なダメージを与えられます。しかし、単体運用パターンは㋐ヘブンズダイブ→流光払い、の流れの方がお勧めです。理由は、ライトガイザーとは異なり、ヘブンズダイブは不死と悪魔に特効を持っているという点です。これによってヘブンズダイブは不死や悪魔の敵に対して50000~60000程度のダメージを与えることができ、流光払いと合わせれば、合計75000~85000程度のダメージが与えられます。

動画①突属性弱点の敵に対する比較

動画②不死系統の敵に対する比較

 この動画のように、不死または悪魔の敵に対しては、㋐ヘブンズダイブ→流光払いのパターンの方が高いダメージを与えることができます。
 旧聖王ではヘブンズダイブの後に使える技がなくて通常攻撃でしたが、新聖王ではヘブンズダイブの後に流光払いを使えるようになった点も、新聖王の利点ですね。

②突属性及び陽属性による全体攻撃

 シャイニィグローリーによる全体攻撃です。この技は、突属性及び陽属性の全体技としてトップクラスの威力があります。また、行動補正値も全体技としてはかなり高い値であり、とても使いやすいと思います。
 開幕に使用できる突属性の全体技としては、ダークのファイアクラッカーに次ぐ威力であり(ジャミルのXスラストも、追加攻撃を含めれば、シャイニィグローリーによりも威力は高いです。)、また、他の突属性全体高火力技と異なり、BP覚醒すれば、1ターン目と3ターン目に使用することができる点で非常に使い勝手が良い技です。

動画③聖王突全体技比較

 陽属性の全体技として、シャイニィグローリーは、白薔薇姫のブレッシングガーデン、詩人の武装弦楽バーストにつぐ威力です。また、旧聖王のブランディッシュを継承すれば、この技は不死または悪魔の特効を持っているため、不死や悪魔に対して高ダメージを与えることができます。

動画④聖王陽ボーラー比較

 このように聖王の全体技を使う場合、パターンとしては2パターンあります。
 まずは、㋐シャイニィグローリー(覚醒BP9)→通常攻撃または動かない→シャイニィグローリー(覚醒BP9)、という流れです。このパターンの注意点としては、オートで使用する場合には、新聖王ではなく、旧聖王にシャイニィグローリーを継承して使うという点です。新聖王で1ターン目にシャイニィグローリーを使用した場合、2ターン目に流光払いを使用してしまい、その結果、3ターン目にBPが足りずにシャイニィグローリーを使用できなくなってしまいます。仮に新聖王でこのパターンを使用する場合には、2ターン目をファスト技などで新聖王が動く前に倒しきるように構成しなくてはなりません。他方で、旧聖王では2ターン目が通常攻撃になるため、何ら問題なく、3ターン目にシャイニィグローリーを使用することができます。
 次は、㋑ブランディッシュ(覚醒BP7)→ブランディッシュ(覚醒BP7)、という流れです。このパターンの場合は新聖王でも問題はありませんが、シャイニィグローリーを使用しないように、シャイニィグローリーのBPを11以上に調整する必要があります。

③シャイニィグローリーと勝利の詩によるロマンシング戦

 最後に、シャイニィグローリーと勝利の詩を使用したロマンシング戦です。ロマンシング戦といえば、聖王の最も活躍できる場面であり、勝利の詩によるバフと他のキャラクターによるデバフという方法が、ロマンシング戦の常套手段です。そして、勝利の詩を使用していく中で、味方の被ダメージに応じ、全体回復技としてシャイニィグローリーを使用するという運用方法です。
 勝利の詩(覚醒BP5)を連続して使用した場合、各ターンで勝利の詩によりBPが5減る代わり、王の器によりBPが4増えるため、結果として各ターンごとに残BPが1減ることになります。
 具体的には、1ターン目(残BP10)→2ターン目(残BP9)→3ターン目(残BP8)→4ターン目(残BP7)→5ターン目(残BP6)→6ターン目(残BP5)→7ターン目(残BP4)、ということになります。
 そして、シャイニィグローリーは覚醒すればBP9なので、2ターン目であれば即座に使用することができ、3ターン目から6ターン目までは1ターン通常攻撃を挟むことで、シャイニィグローリーを使用することができます。
 これに対し、2ターン目と7ターン目で勝利の詩ではなく、通常攻撃を挟んだ場合、
 1ターン目(残BP10)→2ターン目(残BP9)→3ターン目(残BP13)→4ターン目(残BP12)→5ターン目(残BP11)→6ターン目(残BP10)→7ターン目(残BP9)→8ターン目(残BP13)→9ターン目(残BP12)→10ターン目(残BP11)→11ターン目(残BP10)→12ターン目(残BP9)
ということになり、3ターン目から12ターン目までの間、味方がダメージを受けたら、すぐにシャイニィグローリーを使用することができます。
 もちろん敵の攻撃によって、全て上手く立ち回れるとは限らないので、シャイニィグローリーをいつでも使用できるようにするためのBP管理方法としてご参考ください。

動画⑤新聖王ロマンシング戦運用

まとめ

 新聖王は、①単体高火力運用では、新聖王を所持していなくても、旧聖王のヘブンズダイブで代用可能であり、②シャイニィグローリーによる突属性及び陽属性の全体攻撃も、クローディア等の突属性キャラクターや詩人等の陽属性打ボーラーで代用可能です。
 しかし、新聖王は、旧聖王の欠点であった中途半端な単体連続攻撃(特に2ターン目が通常攻撃になってしまう点)及びブランディッシュという高火力とまではいえない全体技といった欠点を、流光払いやシャイニィグローリーで上手く補う優秀なスタイルだと思います。
 他方、新聖王の技には不死や悪魔の特効がないため、旧聖王がないと特に不死や悪魔への単体火力で大きく劣ってしまいます。ましてや、旧聖王の勝利の詩はロマンシング戦で非常に役に立ちます。
 そのため、新聖王は、旧聖王の技を継承するなどして、初めて真価が発揮されるスタイルだと思います。

 最後までお読みいただきありがとうございました。
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