とてもヒリヒリする最終回だった 「おカネの切れ目が恋のはじまり」
【序】
その前の火曜日のTBSドラマ『私の家政婦ナギサさん』は視聴率はよかったみたいですが多部未華子がいくら可愛くても、あっ、つまんない。と思い
とっとと視聴を打ち切りました。
その前は『恋は続くよどこまでも』ですか?
あ〜コレも評判は良かったみたいですが、俺様佐藤たけるんとドジっ子ナース上白石ちゃんのラブストーリーもスルー視聴でした。
ガッキーと星野源の『逃げるは恥だか役に立つ』は踊らずに毎週正座して見てました。原作も読破‼️(お正月のSP楽しみですね♡)
このように「あたしゃ昭和生まれなんだから、もう恋愛やら結婚やらキャリアドラマにときめく年代じゃないざます…」
かといって渡鬼だの時代劇に移行するにものぅ…朝ドラ15分で精一杯じゃのぅ😥などど思っていました。☞んが!その朝ドラ視聴で「んなわけねえだろ!時代考証ヌルすぎるんだよ!何だこの上っらをなぞっただけの戦争描写は💢」と、ストレスが(見るのやめなよ…)
そんな訳で火曜日22時TBSドラマ枠は…なんでタイトルがいつもやたらと長いんだ?少女漫画のドラマ化が多いのかな?程度の認識でしたが、ナギサさんの後番組が三浦春馬と松岡茉優共演のドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』だったのです。
俳優、三浦春馬は本当に売れっ子でした。
だからこそ収録途中の逝去は余計に世間的にショックが大きかった。
不幸中な幸い…といっていいのか、時代が俳優個人の不祥事と作品は別物。作品に罪はないと放送する方向へどんどん傾いているので『おカネのキレ目…』も第4回で無理矢理強制終了という…鳴り物入りで放送されることが決まりました。(不祥事って言葉使いたくないな)
そういえば過去にフジTVで織田裕二主演の『お金がない』ってドラマあったよね!(チラッとしか見てない)あんな感じ…?幸せボンビーガールだかの茉優ちゃんが節約に命かけて食パン咥えて「遅刻!遅刻!」と走っていると反対側からきた三浦春馬の社長の息子と衝突し、二人はその際「僕たち(私たち)入れ替わっている?!」となり
やがて松岡茉優は春馬の身体で会社のお金を巨額投資のマネーロンダリングの沼に落ち入り、春馬は女性として生きる喜びやらメイクに目覚め、肉体改造やら美へのカリスマとしてのビューティアンバサダーの道へ進んでいく…
全然(妄想と)違っていた。
すんげー面白いんですけど、カネ恋。
松岡茉優はたしかに節約ガールでしたが、自分の仕事にキチンと誇りを持っているし仕事も手を抜かない。
女同士で派閥もグループも作らないし、女子会も開かないまさに清貧ガール。何でも話せでグチも言いあえるアドバイス親友(または姉妹)も出てこない恋愛ドラマというのはかなり新鮮でした。☞南果歩の母親役が親友的役割なのかな?
【第1章 私達は日々お金に振り回されている】
しょっぱなの俳句(和歌?)の出だしもイイし。春馬ぼんのパパが草刈正雄ですって!?んまー美形親子ね。
松岡茉優のもっさりロングヘア(カツラ)姿もお似合い。「良き」が口癖?
脇を固める俳優も皆いいですね。北村匠海ってわたしこれまであまり知らなかった俳優さんでしたが、このドラマで覚えました。
あえてマイナスポイントを(無理矢理)上げるのなら春馬ぼん。その色のジャケット似合ってないよ(スタイルいいので着こなせている)といったことぐらいか。
今年流行りなの?レンガカラー。これはラクダ🐫カラー?(キャメルとおっしゃい)多分どこかの有名ブランド品
板垣純くん(北村匠海)の奨学金の返済で苦しんでいる様子も本当によく聞く話で…見てて胸がきゅっとなってしまいました。
ショコラひよこって食べたことないけど、美味しそうねぇ~東京駅でしか買えないお土産物って沢山あるんだよねー(全く知らない)おそらく、北村匠海がメイン回(家族の問題とか)もきっとあったでしょうに…もしもきちんと筋書きのままに放送されていたら…?くっ、見たかった〜‼️
1話の名台詞
玲子「猿渡さん。お金の悩みの一番の切なさって、なんだと思いますか?
人に相談出来ないことです」
そしてラストに明かされる九鬼玲子(松岡茉優)の秘密⁉️推しに換金するタイプのオタク女子だった…という2段落ち。
【第2章 その恋、投資価値アリですか?】
毎週『真田丸』のパパ、草刈正雄の和歌で始まるのかな…?
ホストに貢くガチな客な玲子(松岡茉優)。
三浦翔平は愛すべき人がいてのマサさんではなく『めぞん一刻』に出てくる三鷹さんみたいなキャラでした(テニスが)さすがフォームも決まっているマサさん。
どうせなら東幹久のように歯を光らせて欲しいな☟
マサさんのストーカー秘書はなんとなく唐田えりかに似ているし、松岡茉優はいきなり卓球の福原愛ちゃんのような雄叫びあげるし…なんだこれ?面白いなぁ。
キャラクターがそれぞれキチンと設定されているんだよね〜だからスンナリとストーリーに入りこめる。
2話の名台詞
猿渡「シャツは着ないと乳首がみえちゃうから消費だよね」
たしかにYシャツに乳首透けサラリーマンは許せないわよね(女性は結構、見ているものですよ)
・名作ドラマはモブ役ですらネ申キャスティング
例えば玲子の会社の経理部の同僚
稲田直樹(アインシュタイン)の猪ノ口さんとか…見た目のインパクト強すぎるし…!
電卓2卓使いの鴨志田さんとか新人の鮎川さんとかおそらくそれなりに活躍する回もあったよね?
春馬の元カノ役の星蘭ひとみさんって宝塚の人?星蘭だもんね⭐️華やかで綺麗で本当に春馬の元カノって感じざます。(ちよっと乙葉に似ている声も)役名もなんとなく塚っぽい聖徳(せいとく)まりあ ですって!
登場人物にやたらと鳥とか獣の名前が使われているのも何か意味があるのかな?と考察したり
6個入り120円のポンケディージョ!(安いなお得)普段は清貧を心がけている玲子なのに推し(早乙女)には惜しみなく散財する。
消費ー浪費ー投資
コンコルド効果…勉強になります。
コンコルド効果(Concorde Effect)とは、このまま投資を進めると損失が出ると分かっていても、これまでに投資した分を惜しみ、ついつい投資を継続してしまう心理的傾向のこと。−Webより
そして最後にパパ!!と明かされる早乙女クリスマサさん☞次週に続く(引きが上手い)
【第3章 恋のおわり。そして、はじまり】
玲子がフリーマーケットで見つけたイヤリングを
「つけてみて♬つけてみて♬」のリアクションする春馬。ぎゃほーー可愛い。☟
学ラン姿の三浦春馬。☝︎無理はない!似合っている!
玲子さんのあの靴。ルブタン(一足八万円ぐらい)かしら?銀座ダイアナ(靴)だとしても一足14000〜ぐらいざますよ。
「こないだ欲しいと言っていたカード」
「もう好きじゃないから」まぁ子供ってそんなものよね
【最終章 過去への旅】
3回目まではタイトルと同じくやたらと長いふんわりとした感じだったのに最終回だけは「過去への旅」
始めからこの副タイトルだったのかなぁ…?
三浦春馬がいなくなってしまってから撮影した回だ。
あぁ、見ていて本当に苦しい。だけどストーリーとしてはきちんと繋がっている。破綻していない。
ロボット(猿彦)めっちゃ可愛いな💕
とてもせつなくて面白くてそして名台詞満載なカネ恋。
なのに最終回だけはもの凄く見ていてキツい…苦しい
松岡茉優を筆頭にして俳優さんが全員凄い。なんなのコレ??フィクションだよね?ドラマだよね?
各所に差し込まれる三浦春馬の回想シーン
ちくしょう…こんなに、こんなに面白くて傑作ドラマに充分成りえる『お金のキレ目が恋のはじまり』だったのに…もう終わりなのか!!続きは永遠に未完なのか!!
うぁぁぁーーー!号泣
そして誰1人として三浦春馬のせいで!という言葉は最後までありませんでした。
『お金の切れ目が恋のはじまり』を最終回まで視聴しましたが、このドラマははじめから着地点がわかってしまっている…いわばネタバレされた状態で見るドラマでした。
1回目から3回目までドラマとして本当に面白かった。
面白かったのに!純粋にただの面白いドラマとして最後まで視聴出来なかったことが積年のドラママニアとして残念でなりません。
だけど最後まできちんと放送して頂き本当にありがとうございます。シナリオブックは買います。買って読んで頭の中で三浦春馬の慶太と玲子さんのハッピーエンドを想像する。そしてスタッフ&キャストの皆様。最後までありがとうございます。
三浦春馬さん大好きです。
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