運の方程式
こんにちは、こんばんは。キャロです。
鈴木 祐さんの「運の方程式」を紹介したいと思います。
この本は運を引き寄せる為に必要な考え方、行動などを教えてくれる本になっています。
自分には運がないと思っている人や運を味方につけて成功したいと思っている人に最適な本です。
私達の成功は、大半が能力よりも“運”で決まる。
生まれつき何かの能力がある人はごく一部でしょう。
何かを手にするには運が大半だと著者は言います。
そんな「運ゲー」を攻略してこそ成功者となれるのです。
幸運=(行動×多様+察知)×回復
“運”を科学の視点から見るとこのような方程式で、いい偶然を引き寄せるというのがわかってきました。
行動性×多様性
人間は無意識のうちに未知の経験や見知らぬ情報を嫌います。
しかし、天才は、好奇心旺盛という性格に共通点があります。
いろいろなことに興味を持ち、多彩な経験をする。
中でも新しい人との出会いというのはとても重要で、予期せぬ幸運の大半が他者からもたらされます。
広く浅くの関係をたくさん持ち、損得を考えない。
役に立つかどうかで行動するのではなく無駄だと思うことでも積極的に行動する。
なぜなら偉大な発見は無駄だと言われていた行動の積み重ねから生まれたものが多いから。
このように好奇心を持ち、意識して行動しないと、昔と変わらない行動ばかりを繰り返し、やがて大きなチャンスを逃すことになります。
多彩な経験が予期せぬ変化にも柔軟に対応できるようになります。
「行動×多様」の総量が増えるほど、思わぬ偶然が舞い込む可能性は上がります。
察知力
試行回数を上げてチャレンジの総量を増やしつつ、複数のものごとに手を広げ、その中で起きる小さな変化に気づく能力。
行動×多様で新しい経験と知識を積み重ねても、身の回りに起きたいい偶然をキャッチできなければ意味がありません。
木の枝に1万円札がぶら下がっているのが目についても、「木にお金がついているはずがない」と判断した脳はすぐにデータを消してしまい、ほとんどの人はお金に気づくことができません。
このように私達の脳は全ての情報を処理する能力はありません。
日常的に小さなことでも疑問を問い、それを積み重ねることで察知力は高まります。
身の回りの偶然にも注意深く目を向け、そこで得た発見を幸運に変えることができるのです。
回復
失敗や挫折の痛みから速やかに抜け出し、再びチャレンジに挑めるメンタリティー。
幸運の発生率を上げるには行動の量を増やすしかなく、行動を増やせば自ずと不運の量も増えます。
間違っても、失敗を自分の能力の低さだと思ってはいけません。
失敗は人間の行動においてごく自然のものであり、将来の改善に役立つ情報を含んでいます。
挑戦には失敗がつきもの。その失敗でめげていたら行動ができなくなります。
失敗するものだと思って行動することが大切。
まとめ
行動力、察知力、継続力、回復力、全てのスキルを合わせれば幸運が起きる確率は上がります。
しかし、同じ成功パターンを繰り返していては環境の変化に対応できなくなります。
常に新しいことにチャレンジし、こだわりを捨て、身の回りの変化に注意深く目を向けましょう。
ここではそれぞれのスキルを高める方法については触れていません。
この本にはさまざまな方法が記載されていますので手に取ってみてください。
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