コミュニケーションの失敗の原因

2020/05/18 雨

やっちまった

今日の塾では、生徒の話をじっくり聞く前に、先に解決策を提案したり、相手の状況を十分に理解する前に、課題点を上げたりしてしまった。

だから、生徒も、「分かりました」と言いながら、表情は曇っていた。

この状態では、自分が提案したことを相手が実行に移す確率は低いと思う。その助言が的を得ていて、的を得すぎていて相手が嫌な思いをしたのであれば、おそらく効果はあるけど。

相手に対する理解不足で、自分の助言が的を外していたなら、効果はない。今日は、そっちをやってしまった気がする。

毎回完璧なコミュニケーションはできないと思うけど、毎回意識することは絶対に必要だと感じた。

英単語がおぼえられない

今日は、時間をかけても英単語がなかなか覚えられない、という生徒と話した。まずは、どうやって覚えているのかを聞いた。

そしたら、覚え方に型が無いことが分かったのと、発音記号を覚えてないから発音できなくて、それを電子辞書で調べながらやっているようだった。

さすがにそれは無駄すぎるから、先に発音記号を覚えるか、単語帳についていたCDを聞きながらやった方がいいと提案した。

そしたら、単語帳のCDは捨てたから無い、と言われた。そこで、CDだけメルカリで売っているから買えばいい、と提案した。

そしたら、「そこまでやるの…」と途方に暮れた顔になった。

でもどう考えてもそっちの方が電子辞書で調べながらやるより楽じゃん…ってツッコみそうになったけど、それはやめといた。(笑)

自分ではそんなやり方流石にやってないだろうと思っていることを、やっていたりするから、まだまだやり方に改善の余地はたくさんある。

提案のやり方

今日は提案の仕方が悪かった。相手が言い訳する余地がなくなるように言い返してしまった。

そうではなく、相手の意見をしっかり聞いてるよ、という相槌を打ったり、まずは相手の意見について、なるほど、など一言言っておくべきだった。

それから、自分の提案をしたほうが、効果的だった。

それをせずに、即答でこうした方がいいよ、というのを伝えたから、相手は苦しかっただろう。

もっと、相手が話してて安心できるよう心がける必要がある。ただ、そうだとしても、相手の為になり、かつ正しいことであれば、耳の痛いことでも伝えた方がいい。

そこは恐れてはいけない。それを言った結果、嫌われたとしても、言う価値はある。

痛みや、「ん?」と思うことや、「それは違うだろ!」という違和感が感じられない会話は、相手の中に残らない。

それらが残れば、そこから自分の行動を見直すキッカケが生まれる。

そのままでは相手が目標達成できないな、と感じた場合は、しっかりと相手の話を聞いた上で、こちらの考えや、感じることも、恐れずに伝えていく必要がある。

色んな人と接して、コミュニケーションに磨きをかけた方がいいかもなぁ。

以上🖐️

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