人生を、川下りに例えると

2020/3/22 雨

たとえ話がうまくなりたい

人に話をするとき、相手が納得する例え話をスッとできるようになりたい。

正論は誰でも言える。

その正論を、たとえ話や物語で伝えることができれば、相手は拒否反応を起こさずに聞くことができるはず。

ということで、ストーリーの作り方について今日は勉強した。

一つは、ストーリーの作り方と、もう一つはストーリーを活用して競争戦略を立てる本。

どちらも面白かった。まだ途中だけど、読んでいてワクワクした。

これからは、その練習として、たとえ話や小噺を、ここでも書いていく予定。

なるほど!と思ったときは、スキを押してください😃(笑)

人生は川下り

今日は、人生を川下りに例えてみようと思う。自分が中高生になったつもりで聞いてみてほしい。

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生まれて、保育園や幼稚園に通い出すと、基本的に、同学年の生徒と共に小学生、中学生と成長していく。

それは、川下りで例えたら、上流から中流である。まだ、川は2本、3本に分かれることなく、みんな同じ川を、同じ方向に下っていく。

この頃は川も激流だから、周りのサポートがしっかりある。転覆しないよう、親や先生がついてくれる。

自分で考えていなくても、下っていくことができるし、自分で漕ぐ必要もそこまでない。進むべき方向も決まっている。コースアウトしないよう、進む方向を微調整すれば良い。

そうして下っていくとだんだんと川が複数に分かれてゆく。それが、高校進学にあたる。

そこからは、それぞれが進みたい川に進む。大きい川、小さい川、激流の川など…もちろん、川を下っていくわけだから、自分で決めなくても、進むことができる川に半自動的に流れてゆくこともできる。

ここまでの上流、中流を、自分の力を使って漕いできた者は、どの川を選ぶか自分で決めることができる。逆に、今まで川の流れに身を任せていた者は、精神的にも、筋力的にも自分で決めることができない。

皆が進む川に自分も進むか、親や先生が決めた方に行くか、行ける川に進むしかない。

そして、それぞれの川を下っていくと、やがて海に出る。つまり、大学進学、就職だ。ここからは、川のような流れはない。浜に向かって波があるだけ。

海は広い。だから、ここからは自分が進みたい方向に進んでいくことができる。逆に言うと、自分で進む方向を決めて、自分の力で進んでいかなければならない。

流れに身を任せると、いつまでたっても浜辺に押し戻される。広い海を渡っていくことはできない。今まで自分で漕いで来なかった者は、波を押し切って進む筋力がないのだ。

また、ここまで川岸からの指示に従って下ってきた者は、もう指示を聞くことができない。海原を進んでいくと、浜辺が遠くなり、声が聞こえなくなるからだ。すると、自分がどっちへ進んでいくべきか分からず、結局浜辺の近くをウロウロすることになる。

そして、ここまでしっかり自分の力を使って漕いできた者も、進みたい方向が決まっていなければ、進むことができない。筋力だけあっても、精神力だけがあっても、方向が定まっていなければ進むことはできない。

つまり、流れに身を任せて下ったり、指示だけ聞いて漕いできたり、とにかく筋力・精神力だけ鍛えてきただけでは、海を渡っていくことができないのだ。

海を渡っていけるのは、川を自分の意志で下り、自分で川を選んできた者だけだ。

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ここでの川は、年齢や学年にあたる。自分の意志とは別に、年齢や学年は自動的に上がっていく。

そして、川を下るときに転覆しないようにしたり、障害物を避けるためにパドルを駆使することというのは、勉強を頑張ったり部活を頑張ったりすることにあたる。

とにかく速く下る、上手く下るというのは、より良い学校に進むということ。それはたしかに自分の実力をアップに繋がるが、なんの為の進学なのかハッキリしていないと、海、つまり社会に出てから使いこなすことができない。

そして、海についてからの方向というのは、自分がやりたいことは何か、ということである。自分のやりたいことは、自分で選べる。しかし、あまりにも広いから、やりたいことが明確になっていないと不安で進めない。 

また海には、川にいないサメや、大波がある。それに耐えて進むには、本当にそれを乗り越えてでも叶えたいものがないと、すぐに転覆してしまう。

海で進む方向を決めるというのは、行かない道を決めるということでもある。南の海に向かうということは、北の海には行かないということでもある。

それを覚悟できないと、いつまでたっても同じ場所をウロウロすることになる。

社会人になって、やりたいことがわからない、というのは、この海で言う、進むべき方向がきめられないというのと同じである。

しかし、自分で決めない限り、進むべき方向は決まらない。船を漕いでいる自分だけが、進む方向を決め、パドルを使うことができるのである。

そして、自分が進む方向を決めれば、他の人がそれに対してとやかく言う権利はない。

海に出たらどこに行きたいか、それを考えながら川を下っていくことが重要なのだ。

この例え、けっこうよくねー?って思いついたときは一人で思ってたけど、書いてみると、あまりわかりやすくない気がしてきた。。。

こんな感じで、これからは例え話とか小噺を作って練習していく。練習あるのみ! 

以上🖐️

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