これは画期的な勉強法…だ!

2020/4/2 晴れ

塾生を主人公にした話を作ることにした

いつも小説を読んでいて、ワクワクして他のことに手を付けられなくなるんだけど、なんで小説ってこんなにワクワクするのかなぁとふと思った。

ワクワクするのは、主人公に自分を投影できるからというのもあると思う。特に、文章が想像力を掻き立てるものであればあるほど、そこに没入することができる。

どれだけ自分をその世界に投影できるか、それがポイントなのだと思う。自分を投影できなければ、読んでいて面白くないはず。

興味のない人のエッセイを読もうと思わないのは、そこに共感が生まれず自分を投影できないからだろう。

そんなことを考えているとふと、「塾生を主人公にした話を作ったら、生徒夢中になるんじゃね?」と思った。だって、主人公が自分であれば、多少文章が上手くなくても、自分が主人公なのだから、自分を投影できる。

そして、自分の行動を文章として読むことで、自分がどんなことをしてきたか、また、自分の行動には一貫性があるか、などを客観的に判断することができる。

よく、自分のことは棚に上げて、人の欠点をあげつらうバカがいるが、それと同じような現象である。他人のことになると、冷静に見れるものだ。その現象を、文章にすることによって、自分自身にも起こす。

実際にやってみたが、子どもはとてもワクワクしていた。俺が主人公なのか…じゃあ、勉強…しなきゃだな!という感じで、勉強が自分事になっていた。そして、ストーリーを考えるから、自然と話の筋が論理的になる。

ストーリーは因果関係の連続だ。だから、「ここからこういう結論出てきてるけど、これ、何で?」と聞けば、必ず論理的に答えてくれる。マンガの伏線回収を説明するときに似ているから、子どもも楽しそうに説明してくれる。

そして、話を面白くするには、主人公の背景を詳しくすることが大切になる。背景のない登場人物には、感情移入ができない。背景を濃くするには、理由が重要になる。

どうしてその目標を掲げているのか。どうして、その目標に届いていないのか。どうしてその課題があるのか。などを明確にすることで、主人公のキャラが見えてくる。

そういった質問を直接すると答えがなかなか出てこないものだが、一旦「主人公はどうして〇〇なんだろうね?」と本人に聞くと、本人も第三者目線で考えられるから、秀逸な回答がでてくる。

背景が深くなると、行動もしやすくなる。というか、行動しないと話が前に進まないし、行動しないことも話に含まれてしまうから、カッコ悪い。もし、少年漫画の主人公が、いつまでたっても理想だけ掲げるだけで、行動しなければ読みごたえはないだろう。

本人もそれが分かっているから、ストーリーをすすめるためにも、行動に集中できる。

そして、ストーリーだから、何をすべきかも覚えやすい。覚えやすいし、各行動がストーリーにおけるどんな要素なのかが流れに沿って理解できるから、モチベーションも保ちやすい。

ということで、これをストーリー勉強法©と名付けることにした。(笑)

これ、けっこういいかも。もう少し、ブラッシュアップしてみよう。

以上🖐️

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