価値を高めるだけでは不十分
2020/04/20 変な天気
価値にはそのものの価値と、感じる価値がある?
支払い金額よりも価値の方が高くなるようにしたい。けど、実際は、価値を高くすることだけでなく、価値を感じられるように見せることも大事だと思う。
オンライン授業は、オフラインよりも授業の時間が短い。
だから、そのままオンライン化すると、価値が低くなったと感じるだろう。でも、実際のところは、おそらく、通常の塾のときよりも、子どもの成績は伸びると思う。だから価値は落ちていない。
ただ、親は、結果ももちろんだが、普段からオンライン授業に価値を感じたいはず。つまり、自分の子どもがオンライン授業を受けたら、どんなことが解決されて、どんな状態になって、どんなメリットがあって、それはどうしてここの塾じゃないと受けられないのか、そういったことを、上手く魅せる必要がある。
性格上、見た目とか、見せ方よりも、結果を重視してしまう。形がどうであれ、結果が出るならよいと考えてしまう。
しかしそれは、危険。
美味しいコーヒーを、ちゃんとしたカップに入れて飲むか、紙コップに入れて飲むか、その違いに似ている。飲んでいるものは同じ、つまり、結果は同じだが、結果を得るまでのプロセス、感じ方がまるで違う。
確かにコーヒー自体に違いがなくとも、それが美味しいコーヒーだと信じれない外見だと、感情が否定してしまう。
高級なカップに入っていれば、これは美味しいに違いないと思えるが、紙コップだと、本当にこれは高級コーヒーなのか?と疑ってしまう。
本質的には同じだとしても、デリバリーの仕方が下手クソだと、せっかくある価値も感じてもらえずに終わる可能性が高まってしまう。
逆に、価値もあって、デリバリーも上手ければ、顧客が感じる価値は格段に上がるだろう。
今の自分のオンライン上のサービスには、ある程度の手応えが得られてきている。しかし、支払いをする親はどうだろうか。
まだ、オンラインになったこの授業に価値を感じられずにいるのではないか?子どもも、オフラインの方が良かったと、思っているのではないか?
顧客がそう思わないためには、そして顧客を感動させるためには、どんな演出をすると良いか、それを考える必要がある。
できるだけ時間とお金をかけずにやる必要がある。そこに制限を加えないと、思考が緩くなる。
顧客目線で、今のサービスを言語化して伝える必要があるし、価値を感じれるタイミングを増やす必要がある。
これなら価値が伝わる、ではなく、これなら絶対に伝わる、っていう方法を考える必要がある。
それを明日考えて、実行しよー!
即決断即行動!
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