二度とない人生の楽しみ方
2020/4/1 雨
生きてて楽しくないとき
生きてて楽しくないと思っていた時期がある。会社員時代だ。1日のうち、本当に楽しいと感じる時間は皆無だった。
こんなことしてるはずじゃ…とか、明日が来てほしくない…とか、上司からの電話を無視したり、社用携帯を布団に向かってぶん投げたりしてた。
目標もなかったし、やりがいもなかったし、仕事で得られるものも何もなかった。
そう思って、仕事を辞めて、自分で塾をやるようになってから、会社員時代はキツかったけど、まあ、今となっては面白い話のネタになってるなぁ、と思った。
前の会社では、色々なキャラの濃い上司・パートさんやお客さんがいて、その話を友達にしたらだいたい大爆笑。そして、会社員時代にたくさん小道を覚えたおかげで、友達とドライブしているとき、少し楽しませることができた。
働いて何か身についたかというと、何も身につかなかったが、思い出としては、なかなかに面白かったと思う。
もっと肩の力を抜いて、楽しみながら仕事しても良かったのかもなぁ、と思うこともある。
窮もまた楽しみ、通もまた楽しむ
これは荘子のことばで、「貧乏なのも楽しみ、金持ちなのも楽しむ」という意味。
自分の今の境遇を楽しみなさい、ということだと思う。
こんなはずじゃ…と思って、幸せな未来を思い描いて、今の自分の生活を否定すると、キツい思いをたくさんする。
そして、その生活を抜け出すと、案外、そんなに最悪ってことでもなかったな、もっと肩の力抜いて楽しんどけばよかったって、なるかもしれない。
実際、自分は、前の職場で良かった!と思うことは微塵もないし、もう二度とあんな仕事したくはないと思うけど、面白い思い出はたくさんある。
それを思うと、全てがクソだったわけではない。でも、当時は全てがクソだと感じて、すべてを否定していた。
肩の力抜いて、クソみたいな境遇ももネタとして楽しむことって、けっこう大切かもなぁ。。。
と、荘子を読んで思いました。
以上🖐️
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