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「香り」でビジネスを成功させる!

今日、ホームで電車を待っている時に、前に立っている女性がシュッとひと吹きしたミストのようなものが、非常に爽やかな臭いで、私も気分がリフレッシュされました。

嫌な臭いであれば迷惑、、と思ったのかもしれませんが、何かプレゼントをもらったような嬉しい気分になりました。

GWも明けて梅雨に向かいますが、これから汗や臭いが気になる、この季節だからこそ、「香り」をテーマにしたいと思います。

香りで好印象与えることが出来る?

第一印象というのは、数秒で決まると言われています。
0.5秒という説もあります。
そのため、初めて人と会う時は特に、身に付けるもの、所作、姿勢、表情等に気を遣いますが、実は、視覚というのは、よほどインパクトがない限り記憶が薄れてしまうものです。
 
その一方で香りを感じる嗅覚は、脳の記憶をつかさどる部分に直結しているそうです。
 
そのため、匂い(臭い)を感じるとその記憶は長く続くそうですよ。
 
例えば、以前一緒に働いていた同僚がいつもつけていた香水の匂いを何年も経ってから町中のどこかで匂う(漂ってくる)と、その当時の事を思い出す、何かの記憶が蘇る、なんて経験されたことはありませんか?

以前お付き合いしていた彼女の香水の匂いがして、、といった歌も少し前にはやっていましたよね!

そう思うと嗅覚が印象にもたらす影響の大きさは非常に納得性があります。

そうすると、上手く香りを使うことは、人生のここぞ!というシーンで、相手に良い第一印象を植え付ける事ができるのかと思います。匂いで相手の脳に直接アプローチができるわけですよね。

香水の使い方

「香り」と言ってもさまざまです。爽やか、重厚感、華やか、オリエンタル調、などなど挙げきれないほどあります。
フランス企業の日本法人に勤めていた時に、フランス人の女性社員がかなり、匂いが強い香水をつけていたのですが、男性社員からは評判が良くなかったです。かなり重厚感があり、量を加減すれば非常によい匂いでした。
当時の私の日本人上司は、オフィス(個室)にいましたので、そのフランス人社員が部屋に来た後、なかなか匂いが消えず、鼻が痛くて苦しいと言ってました。

逆に私が少し香水をつけて出社した際には、誰も気が付いてくれなくて、寂しいような気分になった覚えがあります。。

結構香水の扱いって難しいですよね。

香りの選び方

なかなか難しいテーマですが、第一印象をどうみられたいか、または、近い将来どうなっていたいかを分析して、そのイメージにあった香りをまとうことで、香りを味方にすることができます。

職場であれば、殆どの方が周りから「信頼されたい」と思われていると思います。
ある実験では「信頼感を得られる香り」をまとうことで、自分自身の意識に「信頼感」が紐づき、自然と信頼感のある行動をとるようになる、との効果が発表されています。

自分に「香り」の暗示をかけているようですが、よい意味としては「香り」が自分の応援団になってくれている、とも言えそうですね。

プレゼンテーション時にまとう香り

まだ日本では、「香り」に馴染みのない方が多いかと思いますが、香りをビジネス成功に結び付けるには、成功体験をしたときの香りをプレゼンテーションの際にもまとうと、成功しやすいと言われています。

そのためには、普段から香りをまとっている必要がありますが、小さな成功体験でもよいので、成功した時にかいだ匂いが自己暗示に影響し、また同じ成功するような行動に結びつきます。
「この香りを嗅ぐと必ず、成功する!」といった自己暗示のおかげで成功しやすくなります!

プレゼンテーション等で、「成功」を意識すると緊張感等で自分のパフォーマンスを100%発揮できないことがありますよね。その際に香りの力を借りるのは有効で、成功の香りでリラックスすることにより、本来のあなたの力を100%発揮させることができます。

ビジネスに香りを効果的に使うには?

本来は、香りは、3種類以上使い分けるとよいです。
そして最低限プライベ―トと仕事用には使い分けた方がよさそうです。

仕事上で取引先によい印象を持ってもらいたい場合は、会うときに毎回同じ香りをまとうことで、相手に自身を印象付けることが出来るので有効です。
そのためには、取引先毎にどの匂いを使ったのかを管理する必要が出てきますが、それだけビジネスにも有効ということが実証されています。

まとめ


「匂い」を話題にする場合、日本ではどうしても「臭い匂い」について話をする方が多いですね。それだけ、匂いに敏感なんだと思います。
私もいろいろと調べてみて、香水等の匂いがビジネス上の第一印象にも良い影響を及ぼすことが出来ることを知り、是非皆さんに紹介したく、記事のテーマとしました。

日本では、香水は臭い、という印象の方も未だ少なくないので、正しい方法で匂いをまとう、ことをしていけば、臭い、という印象も変わってくるのではないでしょうか。

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