生の声
先日になりますが、ひきこもり当事者を持つご家族の会に参加させていただきました。
私自身はひきこもりの経験は無いですが、就労支援や学習支援の現場においてひきこもり者の支援を行っています。
支援の方法は本当に様々であり、何が王道で何がダメなのか、これといったものが中々ありません。
支援という形で関わりを持つ中で、私たち支援者側の目線のみでの関わりでは、中々上手くいかないなと常に感じており、当事者に近い家族のお話を聞いてみたいと思い今回の会へ参加しました。
参加した会では、様々な事情でひきこもりという状態になってしまったことや家族の切実な思いを聞くことができました。
経緯や家族の思いは各家庭により様々であり、家族側が抱える悩みや苦しみはそれぞれでありますが、生の声で聞けたことはとても心に響いてきました。
私は、サポートをする側の人間であり作業療法士である。この側面をどのようにして当事者や家族に対し提供していかなければいけないか、本当に考えされられました。
こういう仕事をしているとどうしても提供側の視点や思いになりがちな部分もあり、でも、その専門的な視点もとても大切だと思います。その視点と家族や当事者の思いの折り合いの部分を一緒の歩みで寄り添いながら考えていく。
具体的な支援の王道は分かりませんが、この考えは基本的かつとても重要なポイントであるなと改めて感じます。
会の会長さんがおっしゃっていた
「雨が降っていても傘を渡さず一緒に濡れる」という言葉
苦しい
悲しい
その思いにまずは寄り添うこと
大切にしないといけませんね。
まだまだ勉強していかないといけませんね。
これからもひきこもりや生活困窮問題などについての情報などについて勉強していきつつ、こちらでもアップしていこうと思います。
さて、今日も頑張るぞー!
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