見出し画像

フラッグディール前の予習必須!球団別プロスペクトランキング (HOU)編

コーラの株主です。

今回は、フラッグディールに入る前の予習企画としておこなっていた企画ですが、せっかくなので全チーム完成を目指して継続していこうと思います。引き続き各球団のプロスペクトをランキング形式で考察していきますので楽しみながら読んでいただけると幸いです。
それではよろしくお願いいたします。
今回は、ヒューストン・アストロズ編です。
(成績は8月8日現在のものです。)


・ランキングトップ10

1位 ジェイコブ・メルトン
2位 コリン・バーバー
3位 ペドロ・レオン
4位 ジャスティン・ダーデン
5位 コルトン・ゴードン
6位 スペンサー・アリジェッティ
7位 ミゲル・ウローラ
8位 ミサエル・タマレス
9位 ウィル・ワグナー
10位 ジェイミー・メレンデス

ジェイコブ・メルトン

22歳 左左 OF 2022年2巡目64位  A+
Scouting grades: Hit: 50 | Power: 55 | Run: 60 | Arm: 55 | Field: 55 | Overall: 50
パワーと走力を兼ね備えたプロスペクト外野手。
フィールド全体にパワーを発揮することが可能で将来的には20本塁打20盗塁の常連に。ポジションもセンターにとどまることができそうでそうなった場合の価値は計り知れない。
今シーズン成績:81試合 打率252 本塁打18 出塁率347 OPS822 盗塁40

コリン・バーバー

22歳 左左 OF 2019年4巡目136位   AA
Scouting grades: Hit: 50 | Power: 50 | Run: 55 | Arm: 50 | Field: 50 | Overall: 50
外野の3ポジションを平均的に守ることができ20本塁打以上打つことのできるパワーを持ち合わせた強打者。課題は故障の多さと対左投手で、ここが改善できれば一気にメジャー外野陣食い込んできそうな逸材。
今シーズン成績:68試合 打率243 本塁打9 出塁率365 OPS791 盗塁5

ペドロ・レオン

25歳 右右 OF/2B 2021年海外FA   AAA
Scouting grades: Hit: 40 | Power: 50 | Run: 60 | Arm: 70 | Field: 55 | Overall: 45
高い潜在能力を誇るプロスペクト。
攻撃的な走塁と外野守備で見せる強肩、パワーは魅力的であるものの
まだプレーに活かしきれていない部分もあり、特にコンタクト能力の低さは課題となっている。また内野手守備もショートを守ることもあったが
アストロズは育成を諦めセカンドへのコンバートを実施している。
今シーズン成績:93試合 打率260 本塁打15 出塁率347 OPS799 盗塁14

ジャスティン・ダーデン

26歳 右左 OF 2020年ドラフト外   AAA
Scouting grades: Hit: 45 | Power: 50 | Run: 45 | Arm: 50 | Field: 50 | Overall: 45
外野全ポジションをそつなくこなし右投手に対しては力強いパワーを発揮する外野手。レギュラーを獲得するには全体なコンタクト能力と対左投手で
安定した打撃を披露する必要があり現状は第4の外野手程度の評価に落ち着きそう。
今シーズン成績:74試合 打率245 本塁打9 出塁率318 OPS736 盗塁4

コルトン・ゴードン

24歳 左左 LHP 2021年8巡目238位   AAA
Scouting grades: Fastball: 55 | Curveball: 50 | Slider: 50 | Changeup: 50 | Control: 60 | Overall: 45
ドラフト前にトミージョン手術を経験するもアストロズが制球力と速球の質を気に入っていたため指名に踏み切った逸材。速球は最速でも94マイル程度ではあるものの非常に有効な球種となっている。その他スライダー、カーブ、チェンジアップを操るがスライダーの評価が高い。制球力に優れているため安定してイニング数を消化できる先発ローテ中位クラスへの成長が期待されている。
今シーズン成績:20試合 4勝5敗 ERA3.95 IP93.1 K121

スペンサー・アリジェッティ

23歳 右右 RHP 2021年6巡目178位   AAA
Scouting grades: Fastball: 60 | Curveball: 50 | Slider: 60 | Changeup: 45 | Control: 45 | Overall: 45
最速97マイルのファストボールと強力なスライダーを武器に三振の山を築く先発型右腕。ポテンシャルとしては先発4番手クラスと見られているが
今後カーブ、チェンジアップなどの第3の球種の成長が見られなければ
強力な2球種のみで勝負するブルペンへの配置転換も視野に入れている。
今シーズン成績:20試合 8勝4敗 ERA4.05 IP91.0 K112

ミゲル・ウローラ

21歳 右右 RHP 2021年海外FA   A+
Scouting grades: Fastball: 70 | Curveball: 50 | Slider: 55 | Changeup: 40 | Control: 40 | Overall: 40 | Overall: 45
速球とスライダーのコンビネーションで高い奪三振率を誇るブルペン型右腕。課題第3以降の球種の精度と制球力で、カテゴリーが上がるにつれて
現在の奪三振率を維持できるかどうかが成功のカギになってくる。
うまく成長すればアストロズブルペンの一角として活躍することができる逸材。
今シーズン成績:20試合 3勝6敗 ERA5.75 IP72.0 K93

ミサエル・タマレス

23歳 右右 RHP   2019年海外FA   AAA
Scouting grades: Fastball: 65 | Slider: 60 | Changeup: 50 | Control: 40 | Overall: 45
持っている球種のポテンシャルは高いものの制球力に難があり
いまいち殻を破ることができないプロスペクト投手。
状態が良いときは最速99マイルのファストボールとスライダー、チェンジアップで多くのゴロアウトを誘発できるものの制球力に問題があり安定感を発揮することができていない。うまく成長すればブルペンの勝ちパターンに成り得るが制球力が改善されなければモップアップが将来的な役割になってきそう。
今シーズン成績:18試合 0勝6敗 ERA5.89 IP62.2 K55

ウィル・ワグナー

25歳 右左 INF 2021年18巡目538位   AA
Scouting grades: Hit: 50 | Power: 40 | Run: 45 | Arm: 45 | Field: 50 | Overall: 45
アストロズでもクローザーとして活躍したビリー・ワグナーな息子で
選手としての特徴は出塁能力が高いアベレージヒッタータイプ。
打球速度や打球角度がスラッガータイプではないため外野の間を抜くような低い打球が多くホームランはあまり期待できない。将来的な役割内野の複数ポジションを守るユーティリティープレーヤーになると見られている。
今シーズン成績:30試合 打率274 本塁打2 出塁率391 OPS797 盗塁3

ジェイミー・メレンデス

21歳 右左  RHP 2019年海外FA   AA
Scouting grades: Fastball: 60 | Curveball: 50 | Slider: 50 | Changeup: 50 | Control: 40 | Overall: 40
メキシコ出身の先発型右腕。
プロ入り後順調にファストボールの球速が伸びており
最速98マイルを記録するようになっている。アストロズ組織内の他プロスペクト同様に課題は制球力でここの成長があるかどうかで先発投手かモップアップか役割が明確になっていくものと思われる。
今シーズン成績:3試合 2勝0敗 ERA5.59 IP9.2 K8

アストロズ編いかがだったでしょうか。
育成が上手い印象のあるチームですが、近年多くの有望株が昇格したことや
トレードでの補強により質はかなり落ちている印象を受けました。
また同じようなタイプの選手が多いのも少し改善が必要かなと思いました。
ただ現在トップチームは黄金期になっており、他チームからすればうらやましい限りです。マイナー組織に限れば過渡期にあたるんですかね。
もともと優秀なフロントがいるチームですから今後対策が打たれていくでしょう。またヨーダン・アルバレスのような他チームが評価していない選手の発掘もうまいチームなので今後もそういった注目度は低いながらもスターになる選手が出てくるかもしれないですね。

次回も、ぜひまた遊びにきてくださいね。
*(スキやフォローをいただけると大変励みになります。記事が良かったと思いましたらぜひよろしくお願いいたします。)





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?