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MLBトレードデッドライン前に注目すべき選手たちナショナルリーグ西地区リリーフ投手編

こんにちは、コーラの株主です。

トレードデッドライン前に注目選手を紹介する企画
今回は、ナショナル・リーグ西地区リリーフ投手編やっていきます。
(成績は5月22日現在)


・アリゾナ・ダイヤモンドバックス

・ミゲル・カストロ   28歳  右右
メジャーリーグで9年間のキャリアを誇るリリーフ右腕。昨年はヤンキースで34試合に登板し、5勝、ERA4.03と、レベルの高いア・リーグ東地区で高水準の成績を残しました。今シーズンからはダイヤモンドバックスに加入し、ここまで23試合に登板してERA2.53と更なる好成績を収めています。投球スタイルは、平均球速96マイルのファストボールに加えてスライダーやチェンジアップも持っています。今シーズンはファストボールの割合を減らし、スライダーの割合を増やしています。チームの成績が振るわない場合は、放出される可能性が高いでしょう。

 

・コロラド・ロッキーズ

・ピアース・ジョンソン   32歳  右右
阪神タイガースにも在籍し活躍したリリーフ右腕。今シーズンからロッキーズに加入し、チームのクローザーとして活躍しています。彼の投球スタイルは球界屈指の回転数を誇るカーブと平均球速96マイルのファストボール、さらにスライダーを駆使して相手打者を圧倒します。
FAは26年の予定ですが、チーム成績を考慮すると移籍の可能性もあると思われます。
今シーズン成績:20試合0勝1敗9セーブ ERA:4.74 FIP:4.50 IP:19.0 SO9:12.3

・ダニエル・バード   37歳  右右
レッドソックスとロッキーズで活躍するベテラン右腕。昨シーズン、ロッキーズのクローザーとしてチームを牽引し、57試合に登板し、34セーブ、ERA1.75と素晴らしい成績を残しました。今シーズンはここまで、11試合の登板で、ERA0.82の素晴らしい数字を残していますが、奪三振率が低下しているのが少し気がかり…。24オフにFAの予定。
今シーズン成績:11試合1勝0敗 ERA:0.82 FIP:5.74 IP:11.0 SO9:6.5

・ディネル・ラメット   30歳  右右
メジャーリーグで6年間プレーした実績を持つリリーフ右腕。彼は昨シーズン、途中でパドレスからロッキーズへ移籍し、ロッキーズでの出場19試合でERA4.05という成績を残しました。彼の投球スタイルは平均球速95マイルのファストボールとスライダーの2球種のみで勝負します。現在はILリスト入りしています。
今シーズン成績:12試合1勝1敗 ERA:12.66 FIP:6.66 IP:10.2 SO9:11.0

・ブレント・スーター   33歳  左左
今シーズンよりロッキーズに加入した救援左腕。過去2シーズンはいずれも50試合以上に登板し、ERA3点台という安定感のある投球を見せてきました。今シーズンも19試合に登板してERA0.94という素晴らしい成績を収めています。彼の投球スタイルは平均球速87マイルのファストボールに加えてスライダーやチェンジアップを使い、ゴロアウトを量産します。サウスポーであることから市場に出れば注目を集めることになる。
今シーズン成績:19試合2勝0敗 ERA:0.94 FIP:2.62 IP:28.2 SO9:8.2

・サンディエゴ・パドレス

・ジョシュ・ヘイダー   29歳  左左
長年にわたりブリュワーズのブルペンで活躍し続けてきた豪腕サウスポー。昨シーズン途中にパドレスに移籍後、極度の不振に陥りましたが、今シーズンは見事に復活を果たしています。投球スタイルにも変化が見られ、シンカーの割合を大幅に増やし、一方でスライダーの割合を減らしています。現在の成績を考えると、彼は移籍市場においても最も優れたリリーフ投手の一人と目されています。
今シーズン成績:19試合0勝0敗 ERA:0.95 FIP:2.65 IP:19.0 SO9:12.3

・ルイス・ガルシア   36歳  右右
キャリア11年で5球団を渡り歩いたジャーニーマン。シーズン50登板以上が5回とリリーバーとしての実績は十分。今シーズンはここまで20登板でERA4.82もFIP2.75と投球の質事態は上質。平均96マイルのファストボールで押していく強気のスタイルが持ち味。
今シーズン成績:20試合1勝3敗 ERA:4.82 FIP:2.75 IP:18.2 SO9:9.6

・ティム・ヒル   33歳  左右
28歳でデビューの遅咲き左腕。メジャーリーグで6年間プレーし、平均して68試合に登板するなど、タフさを持っています。彼の投球スタイルはファストボールとスライダー、カットボールを駆使し、ゴロアウトを量産します。彼のキャリア全体でもゴロアウト率は驚異の58.8%を誇っています。なお、彼のFAは24年オフに予定されていますが、パドレスの状況次第では彼が放出される可能性もあるかもしれません。
今シーズン成績:22試合1勝1敗 ERA:3.05 FIP:5.95 IP:20.2 SO9:5.2

・サンフランシスコ・ジャイアンツ

・ジョン・ブレビア   33歳  右左
キャリア6年のリリーフ右腕。昨シーズンはファストボールとスライダーの2球種のみで勝負していたが、今シーズンより、わずかながらチェンジアップを投げることも。昨シーズンは、リーグ最多の76試合に登板しERA3.18とチームを支えた。今シーズンは22試合で、ERA4.05もFIPは1.99と投球内容は上質。
今シーズン成績:22試合2勝0敗 ERA:4.05 FIP:1.99 IP:20 SO9:13.5

・ジェイコブ・ジュニス   32歳  右右
ロイヤルズ時代も含めて昨シーズンまでは主に先発を務め、今シーズンよりブルペンを任されているベテラン。昨シーズンは先発で17試合に登板し、ERA4.42、FIP3.65。持ち球は、スライダー、チェンジアップ、ファストボールと3球種あるものの、チェンジアップはほとんど投げない。今シーズンはここまで13試合に登板し、ERA4.50。ロングリリーフができるのも強み。
今シーズン成績:13試合2勝2敗 ERA:4.50 FIP:5.05 IP:26 SO9:10.0

・スコット・アレクサンダー   33歳  左左
メジャー9年のキャリアを誇るベテラン左腕リリーバー。
昨シーズンからジャイアンツに加入し、22年は17試合の登板でERA1.04
今シーズンはここまで21試合でERA4.42とジャイアンツブルペンを支えている。投球スタイルは、平均93マイルのファストボールとスライダー、チェンジアップを織り交ぜゴロを打たせる。メジャー9年の平均GB%68.9%は驚異的。今シーズンも59.3%と高水準を維持している。サウスポーという点もポイントが高い。
今シーズン成績:21試合4勝0敗 ERA:4.42 FIP:3.82 IP:18.1 SO9:4.4

いかがだったでしょうか。
次回は、アメリカン・リーグ内野手編を予定しております。
ぜひまた遊びにきてください。




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