新学習指導要領周知・広報ツールについて見やすくできるか挑戦してみた
2019年2月13日、平成29・30年に改訂される、学習指導要領と解説。それにむけて、周知ツールが文科省から発行されました。
平成29・30年改訂の学習指導要領の理念を実現するためには、学習指導要領の趣旨・内容について、学校や教育関係者はもちろんのこと、保護者や地域の方々、産業界等を含め広く共有し、社会全体で協働的に子供の成長に関わっていくことが大切です。そのための取組を進めるため、周知・広報ツールを作成しました。(文科省WEBサイトより)
今、玉川大学の通信教育課程で小学校の教員免許を取得している勉強していて、今度の改訂でこれからの日本が決まるんじゃないか…と感じている分、この周知ツールが出来たことにはとても賛成したのですが、
ぜんっぜん、拡散されてないよね?(汗
と率直に感じてしまったので、文科省さんに無断で、独自にこんなnoteを作ってみました。怒られたら削除します。
そもそも学習指導要領って何
文科省のWEBサイトから引っ張ってきました。
全国のどの地域で教育を受けても、一定の水準の教育を受けられるようにするため、文部科学省では、学校教育法等に基づき、各学校で教育課程(カリキュラム)を編成する際の基準を定めています。これを「学習指導要領」といいます。
「学習指導要領」では、小学校、中学校、高等学校等ごとに、それぞれの教科等の目標や大まかな教育内容を定めています。また、これとは別に、学校教育法施行規則で、例えば小・中学校の教科等の年間の標準授業時数等が定められています。各学校では、この「学習指導要領」や年間の標準授業時数等を踏まえ、地域や学校の実態に応じて、教育課程(カリキュラム)を編成しています。
(文科省WEBサイト:学習指導要領とは何か?から)
要は、日本における学校教育のガイドラインです。(きっぱり)
そしてこちら、だいたい10年ごとに、改訂を行ってきました。
道徳(昭和33-35)・生活(平成元)・総合的な学習の時間(平成10-11)、外国語活動(平成20-21)をはじめとした教科を増やそうとか、ゆとりを持たせようとか、より時代の進展に合った内容にしようとか…その時の日本社会の状況や子どもたちの様子をみて、PDCAを回してきているわけです。その変遷が簡単にまとまったのが以下の画像。
こちらの資料は文科省のWEBサイトでPDFで見れます。こちらから。
じゃあ、次の改訂の29,30年度改定では何するの?というのが、
今回の周知ツールでお知らせしている内容であるわけです。
ということで、リーフレットをみてみる
まずは全体向けのリーフレットを見てみましょう。
PDFでのダウンロードはこちらから。
こちらが表紙。
内容は、まず、改訂の趣旨、保護者へのメッセージ
そして改訂の内容。
最後に裏表紙に新学習指導要領で目指す学び体験としてオリパラが事例に使われています。
小学校の保護者の方へ、というのがある
PDFはこちら。
中学校の保護者の方へ、もある
PDFはこちら。
これらを読んで、どう思いましたか?
ここに書いていって思ったのは、文科省は「保護者や地域の方々、産業界等を含め広く共有し、社会全体で協働的に子供の成長に関わっていくことが大切です」と言ってますが、本当は「保護者や地域の方々、産業界の皆さんと協力して、社会全体で子供の成長に関わっていきましょうよ!」という声掛けというか、メッセージなように思います。同じ意味なんですけど。
このリーフレットには、沢山のキーワードがあって、響くかどうかは人それぞれな気がします。だからこそ、共感する部分において、何かしらの方法で、いろんな日本の人たちが子どもたちにかかわっていってほしいのだろうな~と思っています。
ちなみに、今更ですが、「学習指導要領ウェブサイト」なんてものがあります。リーフレットは周知・広報ツール。よる具体的な詳細は以下リンク先で見れるようです。
…なんでサムネイル画像が入らないんだ!涙
…めっちゃWEBサイトかわいらしいので、ぜひ皆さん一度開いてみてくださいね。
ちなみに、「…だからどうなるの?」と思われた方はBenesseのこのサイトがもしかしたら参考になるかもしれません。
この周知・広報ツールについての今後
どうやら文科省のWEBサイトを見ていると、今後はリーフレットのほかに3分でまとめた動画やプレゼン資料も後日公開するそうです。どこで流すんだろう…
そして、学校で活用してほしいらしい
そして、こちらのツール学校で実態に応じて活用してほしい、という活用例もページ下部に紹介されています。整理すると…
<先生や学級主任などができること>
・ポスターを校内・教室に掲示しよう。ポスターデータはこちら。
・学校のウェブサイトにリンクバナーを貼ろう。バナーとURLはこちら。
・学校通信/学年通信/学級通信等に、このリーフレットやウェブサイトの内容等を活用した記事を掲載しよう。
<校長先生などができること>
・保護者等が集まる場(年度始まりの場や地域の人も集まる学校運営を話す会など)で、自分の学校の学校教育目標や授業内容を話すだけでなく、新学習指導要領の趣旨・内容についても話そう。その時に、このツールを使おう。
うーん、国の教育指針の大きな変化だから、いろんな人たちがこの周知活動に関わるといいんだろうな…と思っていたり。(官民学協働…笑
というか、先生が率先として周知していこう!発信源になろう!だけでなく、我々のような教育に関心のある人たちがどのようにこの改訂を伝えていくかでもあるよなあ~と思っていたりします。個人的な意見です。
ということで、疲れたのでここで諦めます。
レポートやらなきゃ。いつも着手しようとするとこうして脱線してしまう…笑笑
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