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Hakuna Matata!生きているだけで丸儲け。IIBC Cafe Globe #6 辻村 靖子さん

4月10日は第六回目のIIBC Cafe Globeでした。

Cafe Globeを開店することに至った背景はこちら。

自分の備忘録として書いているこちらのnote。今回は翌週17,18日に私が国家試験を受験していた(保育士試験)関係でまとめるのが遅れました💧いきます!

今回のゲスト

今回のゲストは辻村 靖子さん。通称ジャスコさんです。

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公立中学校教員。大学時代はスリランカでの中長期インターンシップやインドネシアの学生とのスタディツアーを通して東南アジアのエネルギーと現地の人たちの人柄に魅了される。大学卒業後は『英語を好きになる学生を増やしたい』という思いから、中学の教員になり、5年勤めた後、長年の夢だった青年海外協力隊(現在はJICA海外協力隊)へ応募し、カンボジアへ約2年間派遣。内戦後の著しい復興にあり、教育のインフラも立て直し中のカンボジアで音楽教育の普及に努める。帰国後は学校現場へ戻り、協力隊のネットワークを用いて国際理解教育やボランティア教育に力を入れるため奮闘している。

ジャスコ先輩と私

大学で出会った先輩方の中で一番「出会ってよかった」と思っている「ジャスコ先輩」です。英語教師を目指していた時に、同じ学部で同じように教師を目指していた数少ない先輩。学内だけでなく、学外では東京学生英語劇連盟(Model Production)でも大活躍されていて、とてもキラキラしていた姿に憧れ、常に目標に置いていて、「ジャスコ先輩と一緒に学びたい」という想いで同じゼミに入ったくらいです(笑)。


今回のお茶

Cafe Globeでは、ゲストのゆかりのある「お茶」と、ナビゲーターの私がその時おすすめしたいと思った「お茶」を交換して、飲みながらお話をしています。

私がジャスコ先輩に送ったのは、鹿児島の美山(みやま)というエリアで購入した「釜炒り茶」。薩摩焼の里と呼ばれ、かつて薩摩焼の職人たちが住んでいたエリアで、今もおしゃれなカフェやお店、薩摩焼について知ることができる博物館などがあります。私が購入した釜炒り茶は「茶柱が立ちやすいよ!」とお店の方にお勧めしてもらったもの。

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一方ジャスコ先輩が私に送ってくれたのは、こちらのハーブティー。カンボジアもハーブティーやお茶を作っているんだよ、と紹介してくれました。

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学校ハーブ園プログラムという、カンボジアの学校への支援もできる素敵なお茶をいただきました!


今回のカフェ。

ということで今回のカフェです。

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自称「歌って踊れる英語教員」として千葉県で中学校の先生をしているジャスコ先輩。ジャスコさんが「英語」や「歌」「踊り」が好きになった経緯を聞いてみます。

まずは「歌」や「踊り」。見せていただいたのは東京学生英語劇連盟(MP)で出演した舞台「ライオンキング」の写真。ここでは英語のみのコミュニケーションを通して英語劇・ミュージカルを作っていくそうです。春休みの2か月で練習して5月のGWで発表とのことで、今年度はオンラインで練習をしていて、公演自体は秋に予定しているとのこと。もともとダンスが好きだったジャスコ先輩は、ここで「演劇」がすごく好きになり、「演劇を通してコミュニケーションをとっていこう」というMPの信念に強く共感できたことから、「英語っていいなと思った」そうです。

そして、「英語」。先生というキャリアを選んだきっかけや理由を聞いてみました。色々なターニングポイントがありつつもどうやらきっかけは大学に入ってから。もともと英語は好きな教科で、英語をやりたくて大学に進学。そして周りの学生が音読やスピーキングが上手ではないことに衝撃を受けたそう。自分自身もそこまでできるわけではないけれど、「受験勉強ばっかりだとこうなるのかな」「自分が先生になったら受験勉強も大事だけど楽しく発話できる授業ができたらいいな」と思うように。

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中学生の時は学校の先生は絶対やりたくないと思っていたそうなのですが、唯一好きなものが英語で、それと関係する仕事をしたいなと考えていたら英語の先生に行きついたとのこと。実は、教員からの一般企業への転職は難しいと知っていたので大学4年生の時は就職活動も並行。しかし、女性だし海外なんてすぐ行かせてもらえない、とわかり、講師登録をして講師を経て正式に教員になったそうです。教育実習は高校だったそうですが、講師として派遣されたのは中学校。すると、中学校が合っていたことに気づきます。高校はジャスコ先輩曰く、「もうほとんど大人だから、お節介なタイプの自分にとっては中学生くらいの方がやりがいが合ってた」とのこと。「行き当たりばったりの人生でね…」と話しつつ、ご自身の今担当しているクラスの写真も見せてくださり、「可愛いでしょ!」と自慢する先生の姿がとても素敵でした。

一緒にカフェに参加している方から「印象に残っていた先生」の質問があり、早速聞いてみると「高校(公立)で3年担任してくださった先生」とのこと。というのも、日本語を一切使わないというポリシーを尽き通していた先生で、進路指導とかを除いて、普段の相談なども英語で行う徹底ぶりだったとのこと。高校の先生がとてもコミュニケーションを大事にしていたことから、きっと大学に進学してスピーキングの大切さに気付いたのかもしれないですね。


では、いよいよ海外のお話しです。最初は大学時代にインドネシアとスリランカに行かれたお話から。ジャスコ先輩の東南アジアが好きはここから始まっているようです。

まずは2年生の夏休みに1週間インドネシアに行かれたお話。スマトラにあるパダンという田舎に行ったそうです。使ったのはAIESECというNPO法人。世界中の色々な大学に支部があり、大学生同士で、自分の国の企業にインターンをお願いし、学生同士を交換し合い、国際交流経験を通して世界平和を目指そう、といった団体だそうで、自分の大学にも支部があり、インドネシアにスタディーツアーを計画してくれた先輩の企画に参加したそう。そこでインドネシアの人たちの明るさにとても感動し、感性がとても揺さぶられたそうです。

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「自分は欧米じゃない」と感じていたジャスコ先輩、「みんなが行っていないところに行きたい」ということで次はスリランカに。2か月間英語の先生をしてきたそうです。そこでは現地の方ばかりで、外国人初めてなのではと思うレベル。たまたま校長先生が英語に堪能だったことで通訳をしてくださったそうです。「英語使えるとどこに行っても何か助かる」ということを感じたそうです。写真は現地の盆踊り的なダンスを教えてもらった時のもの。ダンスも国境を越えて人と繋がれるツールになりますね。

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スリランカでの写真もたくさん見せてくださいました!そこで教えていただいたのは「午後の紅茶」は全部スリランカのお茶だということ。ジャスコ先輩も知らなかったそうで、実際にお茶畑に行ったそうです。どうやら昔イギリス領だった影響のよう。

一緒にカフェに参加している方から「お腹壊すことはなかったの?」という質問がありました。私も小学生の時グアムに行って水が当たってしまい旅行中ずっとホテルで寝て過ごすほどの胃が弱い人だったので、とても気になっている質問でした(笑)ジャスコ先輩曰く、「お腹壊すくらいなら具合悪いに入らないかな」!というのも、虫とかの方が大変だったそうで、アリがベッドの上にいて足かまれるといった辛い経験をしたそうです。カンボジアでの食事の経験も後々話してくださいますが、もともと「あまり気にしない」「死なない、生きてるだけで丸儲け」のモットーのジャスコ先輩、生命力が画面越しに伝わってきます…笑


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そして、いよいよカンボジアへ。カンボジアへは、JICAの海外協力隊で2017年の夏から2年間派遣されたそうです。選考は就活と同じ感じでエントリーシートと面接。ジャスコ先輩は教員枠で応募したので、教育委員会で面接を受けたそうです。「現職参加」という、教員の籍を置いたまま協力隊に行ける制度があるので(戻ってきた後は異動で別の学校に赴任になる)、千葉県内で4年間先生をしていたジャスコ先輩は、いちど「休職」のような形をとったということになります。

元々海外で働くということがゴールにあったジャスコ先輩。大学時代の経験から東南アジアとは漠然と考えていたそうです。社会人5年目になったときに、ちょっと現場で疲れていたこと、中学校3年生を担当していて卒業させたタイミングでちょうどよい節目だったこともあり、挑戦することを決めたそう。

業種に特にこだわりはなかったそうですが、日本人学校も考えたそうですが日本人の人間関係はな…ということで現地の学校への赴任を選択。特技を生かして「音楽教育」を担当することになります。とくに音楽に専門性を求めていないのか、新卒で教育学部卒で音楽が専門ではなかった方が音楽教育を担当したり、と、経験を問わないものも結構あるとのこと。ご自身が受かった決め手は?という質問があり、聞いてみると、協力隊は第一に「めちゃくちゃ健康であること」が大事で、肥満の人は病気になるリスクがあり受験しても断られることがあるそう。3回目でダイエットをして合格した方がいるというお話しも聞きました!むこうにあまり病院がないこともあるかもしれません。「1に健康、2になんでもこいや精神(どこでもなんでもやります)かな」

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まずはクメール語を紹介してくれます。写真はカンボジアのアルファベット。全部音は「こー」!(笑)口の開き、喉の開きで変わってくるそうです。赴任前に2か月半研修所で毎日4~6時間言語の勉強をして読み書きできるようになってから出発するそうなのですが、それでも難しかった、とのこと。挨拶はスウォスダイ。いただきますのように両手を合わせて挨拶。

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次に、かなりすごい、ということで紹介してもらったのがこちらのお札の写真。日本が無償資金協力で「キズナ橋」という橋を作ったそうで、感謝の気持ちを込めてお札に日本の国旗を印刷しているそうです。カンボジアに行った時はお札をチェックせねば。


そして、学校でのお仕事のお話です。学校の授業の時間は12時頃が一番暑い関係で午前の授業→昼休み(子どもたちは一回家に帰る)→午後の授業という仕組みだったそうです。カンボジアは内戦・虐殺などの悲しい歴史があり、教育のなかでも情操教育は特に遅れているので音楽の授業もなく、ジャスコ先輩はそこで「鍵盤ハーモニカ」を使って音楽教育を行います。

前述の通り現地の言葉はなかなか難しく、鍵盤ハーモニカの演奏の仕方など、授業ではなるべく字に書いて掲示して説明をしていたそう。(写真で紹介くださっているのでぜひ動画をご覧ください!)しかし、最初から赴任先の学校に鍵盤ハーモニカがあったわけではなかったそうです。

現地の方たちのSNS(特にFacebook)の利用率が非常に高いそうで、他の学校が鍵盤ハーモニカを使っていたこともあり、鍵盤ハーモニカ自体の認知度はカンボジア中でも上がっていたそうですが、赴任先の学校には実物がありませんでした。そこでジャスコ先輩は、日本にいる自分の教え子たちに小学校で使った鍵盤ハーモニカがないか相談。勤務先だった学校で50台集めたいと声をかけたら、なんと115台集まったそう!しかし、次は送料。すぐに学校で使いたい関係で船便ではなく航空便を選ぶと、なんと115台の鍵盤ハーモニカの送料は10万円。その金額はさすがに自己負担できない、と相談すると、千葉県の会社経営をされている方が協力してくださり、なんと学校に送料を寄付してくださったそうです!最終的に現地に鍵盤ハーモニカがたどり着くまで半年間かかったそうですが、誰かに頼らないと何もできない、ということを強く感じたジャスコ先輩。「すごいことしてきたと思われるけど、本当に一人ではできなかった。誰かを頼ること。沢山助けてもらった。」

現地の子どもたちは届いた鍵盤ハーモニカがおそらく「初めての楽器」。何でも興味を持つからすごい吸収力だったそうです。

そして最後に発表会。カンボジアでは保護者が学校に来ることがほとんどなかったので、ジャスコ先輩はカラーのチラシを作って「おうちの人に渡して!」と保護者の方に来てもらえるように配布を促します。自営業や農家さんも多いので難しいかな、5~10人くらい来たら十分かな、と思っていたそうですが、動画を見せていただくと…

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すごい大人数。カンボジアは時間にルーズなイメージでしたが、9時スタートなのに8時からスタンバイする親御さんがいたり、と遅刻の方があまり見られなかったとのこと。自分の子どもの活躍を観たいという親の想いは世界どこでも同じだ、と感じたそう。動画はカンボジアの人たちみんなが知っている昔の歌(日本でいう「上を向いて歩こう」のような曲)を演奏しているものでした。これが、ジャスコ先輩の「自分の人生で一番うれしい瞬間」だったそうです。


他にも、カンボジアでのいろいろな経験を教えてくれました。一緒にカフェに参加してくださっている方たちが沢山質問してくださいました☀

東南アジア=バイクのイメージですが、実際バイクの年齢制限はないらしく、登下校でバイクを使う子どもたちの動画を見せてくださいました。1人5人乗りとかできるらしく、ジャスコ先輩も複数人と乗ったことがあるとか…!?

「カンボジアで過ごしていて一番困ったことは?」という質問に対して怖かったのは「犬に追いかけられた」こと!狂犬病の予防注射は受けていたそうですが、噛まれて24時間以内に打たないと重症化するらしいそうです。そしてカンボジアは野犬だらけ。ある日の夜に自転車乗っていたら目が合った犬に本気で追いかけられ、「足元まで口が来て本当に死ぬかと思った」そうです。最終的には飼い主の人が「おい」と犬に呼びかけ収まったそうです…

「地雷はなかったの?」という質問には、人が暮らしているところにはほとんどなく、タイとカンボジアの国境などにはまだたくさんあるのだと教えてくださいました。全部取り除くのには何十年かかるといわれているそうです。「それよりも野犬が怖かった…」確かに、地雷はあるといわれているエリアに行かなければよい話ですが、野犬はどこにいて向こうから襲ってくる可能性も全然ありますもんね…

最後に孵化しかけのアヒルの卵を食べている動画も見せてくれました。帰国直前だったので挑戦できたんだとか。この様子はぜひ動画でご覧ください笑

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食事の質問も沢山出ていましたが、食事自体は合うそうです。というのも、どうやら、カンボジアの人は「味の素」をとても使うのだそうで、日本みたいな味だったとのこと。お米も安く、ビールも安く、ご飯は合うので、すごい太ったそうです。確かに、大学時代の先輩…←


最後に先輩の今、これからを聞いてみました。

「人生は~迷っていますね笑」と先輩。働き方は変えたいし、先生以外の別の働き方もありだなとは思っているが、教育と子どもというのは外せないので、結局は学校関係になると思っているとのこと。歌って踊れる英語教員という軸はブラさないでいたい、と。JICAには複数回の参加ができるそうですが、籍を置いてという教員枠は2回使うことはできないそうなので、退職後のシニア枠を狙いたいそうです。(年齢制限は22歳~シニア枠まであるそうです)「税金使って行ったからめっちゃ貢献しろといわれたし、(自分自身)したいと思っている」。教員として働きつつ、報告会やイベントに出てカンボジアでの体験談のお話しをするなど、ご自身の無理なく活動されているそうです。


ジャスコ先輩が大切に思っていることやメッセージ。

「英語の教員として言うのもどうかと思うけれど、英語を勉強して使わない子の方が多いと思う。でも、英語があったほうが人生は楽しいと思う。一気に世界が広がるし自分で情報がつかめるし。と、いうことを子どもたちに伝えてるし、これから英語を勉強する方も、カンボジアの言語を27歳の時に私が2か月やってできたので、いつから始めてもいいと思っています。」

とても、ライオンキングのような「ハクナマタタ精神」、なんとかなるというご自身の人生のモットーが伝わってくる言葉でした。

これからの夢として、自分の教えている子たちがちょっと何かに勇気を持ったり、英語面白いかも、外国語面白いかもと思ってくれる人が増えたら嬉しいなとのこと。とてもとても、応援したくなるジャスコ先輩でした!

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最後に看板猫の「らて」から「異なった価値観のある人達と接するなかで大切にしていることは?」という質問も。「まずは自分が向こうの事をしっかり理解すること。宗教観とか時間の捉え方とか仕事の仕方とか。違うもんだと思って受け入れないと理解してもらえない。」とジャスコ先輩。「あとはーお酒を飲みます!」カンボジアはビールが薄くて何倍も飲めて、何回も一緒にビールを飲んでると繋がってくるので、喋れなくても大丈夫とのこと。「お酒と歌と踊りがあれば」なジャスコ先輩。最強の3つの武器を持っているなと思いました…(私はお酒が強くありません)


そして、アフタートーク

21時の閉会後以降は、より参加者の方たちと交流しながらの懇親会アフタートークです!引き続き沢山の質問をいただきました。

現地の方たちとは今も繋がっているか?という質問に対しては、今も「Facebook四六時中見てる」からそれでつながってるとのこと。東南アジアの方たちのFB利用率すごい…!

「クラタペッパー」に行きましたか?という質問。そもそもクラタペッパーって何?と私が聞くと、どうやら内戦で色々有名なものがなくなった時、クラタさんという日本人のかた黒コショウの農園を作ることで復興に関わったらしく、「コショウの概念が変わる」とジャスコさんが強くお勧めするほど、有名で日本人の観光客にもとても人気の品とのこと。調べてみるとネットで日本でも購入できるようですが…

なんとこのnoteを書いているときに調べたら4月21日の今日売り切れのお知らせが!!これはまさかのカフェの影響か!?笑

2020年度産黒胡椒50gは、お陰様で完売いたしました。
2021年度産の胡椒ですが、カンボジアでの感染拡大による首都のロックダウンに伴い、畑から出荷できない状態です。新物の到着は今のところ未定となっております。皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒、ご了承いただきますようお願い申し上げます。
クラタペッパー 倉田浩伸

欲しいと思った時に買うって大事ですね…涙

「カンボジアの魅力は?」という質問。「古き良き日本みたいなところがある」とジャスコ先輩。学校の先生も終業後バイクで自分の子どもを迎えに行くし、仕事より家族を大事にする、昔日本にあったものがある気がする、とのことです。

「赴任中、カンボジアの周りの国にはいきましたか?」という質問に対しては、「観光いきまくった!」と先輩。カンボジアでは8,9,10の3か月が夏休みでとても暇になるらしく、ボランティアで日本語教室をやってみたりもしたけど、ラオスやタイなどに観光に行ったそう。もう一度インドネシアに行って社会人になった友達たちと現地で再会したりもしたそうです。

ここで初めて知ったのが、ジャスコ先輩は幼少期2年半アメリカのNYに住んでいたそうで(全く記憶なし)、高校のホームステイで行ったカナダが「実質初海外」だったそう。当時も、ダンス部だったことから踊ったりして交流。「カラオケとか歌ったりとかでも仲が深まるものとかあるけど、一発芸みたいなものが一個あると楽しいよね」とのこと。何が自分にはあるだろうと考えてしまいます。ここで私から「海外に持っていったものはありますか」と質問すると、折り紙とかは苦手だからもっていかず、なんと「よさこいの音源」をもっていったそうです!私は踊れませんが、ソーラン節とかは海外でとても人気で、漁師の漁をイメージした振付なんだよ、と由来とかを話すと興味持たれるそうです。勉強になります…。ちなみにカンボジアの人たちは踊るのが大好き、結婚式に呼ばれてたときに3~4時間ノンストップで踊る現地の人たちに驚いたそう。会場内の丸く広がったホールで踊ったり、若者はステップがあったり。ダンスは奥深いな、と二人でしみじみ話しました。

ちなみにジャスコ先輩は今学校では演劇部の顧問をしているそうです。ダンス部はあんまり公立の学校にはないそうです。自分も出たくなるんじゃないですか?と聞いてみると、「出たいけど、教える側も楽しい」「学校ってある意味いろんなことができる。色々なことをやらせたい」と先輩の子どもたちへの熱い想いが伝わってきました。

らてから「その素敵な人格はどこからくるのー?」と質問も。そこまで自己分析したことないけれど…と先輩。「いっぱい失敗したし、頑張ったら夢は実現できると思ってきた人生だった」「周りの人にも支えられてきた、人にも恵まれてる」と、本当に人徳が伝わってきました。そして、その沢山のご縁や応援に対して、「還元していかなきゃ」と背負いすぎず、まず自分を大事にしながら、無理しすぎない範囲で、自分のペースで還元していこうと動いている姿(でもとてもエネルギッシュ)。一言にまとめるのが難しいですが、ただただ、かっこいい…。こう将来がより不透明になった今に教師として奮闘している人って本当に尊敬します。

学生時代に沢山先輩から刺激をもらっていましたが、今回改めてお話を聞いて、学生時代の時からさらにパワーアップした沢山の元気をいただいて、学生時代の時の「ジャスコ先輩みたいになりたい」という熱が戻ってきた感覚になりました。ハクナマタタ!!!


そんなカフェの様子は

当日のカフェの様子は、こちらにて!


もっとジャスコさん

今後のジャスコさんを応援したい方、カンボジアトークや教育トークをもっと聞きたいという方!あまりSNSは更新されないとのことですが、青年海外協力隊のイベントなどで登壇する機会があったらInstagram(@juscambodia)にてお知らせするそうです。ぜひフォローを!

次回のカフェ。

ということで、次回のカフェ。5月10日20時からです。谷口優太さんをお呼びします!今までずっと非英語圏のゲストでしたが、今回、いよいよ、英語圏に留学した方をお呼びします笑

お申込みや詳細はこちらから。

来月も楽しみです^^




こんな私ですが、ぜひサポートお願いします。 いただいたサポートは、自分に沢山の学びと気付きの機会を与えてくれた人や団体、そして社会に還元していきたいです。