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KIDSLINEベビーシッター同士で自己研鑽!勉強会したらものすごい充実した話

皆さんは、KIDSLINEをご存知ですか?

KIDSLINEは、日本全国に展開するベビーシッターの紹介サービスです。
最近は家庭教師や家事代行、家庭料理なども展開しているよう。

シッターさんは、主婦の方、元保育士の方、副業をしている方、学生の方など、さまざま。私も、「複業」の1つとして、送迎シッターをしています。

私は、KIDSLINEにベビーシッター登録をして3年が経ちました。
そして3年仕事をしていて、気づきました。

KIDSLINEシッター同士で情報交換・ノウハウ共有会したい。

きっかけは、去年KIDSLINEさんが主催でシッターさん向けに企画くださった普通救命講習会。講習自体も面白かったのですが、そのあとのファミレスでの懇親会がものすごくよかったんです。参加されていたシッターさんの働き方が全員違っていて(私のように朝だけ送迎シッターの方もいれば、フルタイムの方も、深夜のみのかたもいて…)、KIDSLINEのシステムの使い方や時給の設定の仕方、複数のご家庭を持つ際のスケジュール調整の仕方、個人事業主としての確定申告の方法などを、それはもう止まらない勢いでシェアをしだしたんです。

KIDSLINEさんは、シッターさん向けに2018年7月からKIDSLINE大学(KIDSLINE主催の勉強会やセミナー・資格講座)をスタートさせましたが、私はシッター同士で情報交換をしたり学び合う場があっても面白いんじゃないか(というか私はそれの方が今必要だ)と思いました。

そこで、今回、2019年5月17日、第1回KIDSLINEシッター勉強会を開催しました!今回のメンバーは4人。全員、去年の普通救命講習会に参加してつながった仲間です。その講習会ぶりに、皆さんお会いしました。

まずはえつこさん。グラフィックデザイナーのお仕事もされていて、工作などがお得意。夕方~夜にかけた送迎含むシッターをされているそうです。

次におおかわさん。ベビーヨガやベビーマッサージにとてもお詳しい方です!朝や夕方の送迎に入られています。

そして木村さん。体使った遊びが得意な方で、1日に5家庭担当したことがあるぐらい、フルタイムでシッターをしている、経験値が圧倒的にある方。

私はこれです。朝送迎がメインで、英語シッター・ダンスシッターです。

そして、今回の勉強会の会場はこちら!マフィスは、「ママを助けるシェアオフィス」として、北参道店は2Fがお仕事スペース、3Fが託児所になっていました。たまたま私が見つけて、会議室利用で相談したところご快諾いただきました。本当にありがとうございます。


いざ、勉強会スタート

今回は、参加したメンバー4人がそれぞれ簡単にシェアできる内容を用意してきました。それぞれ得意分野があったので、とても勉強になりました!

◆やませの場合:誰でもできる「英語シッター」について

スタートは私が切りました。この日のためにパワポ用意しました。笑
私は英語シッターを3年やっていて、思うことをシェアしました。

上記のもやもやをシェアした後に、実際に子どもたちに教えていて気づいた事例やアイデアをシェア。結論としては以下にまとまりました。

かなさんプレゼンツ楽しいんぐりっしゅ3箇条:
①とにかく楽しい
②英語「を」、ではなく英語「で」
③リピる・ハマってもらう
(かなさんがいなくてもやることで身につく!)

具体的にはこんな感じ

一部抜粋ですが、「これセミナー料金取れるよ」と木村さんに言われたので、ここまでにしておきます笑。でもあんまりお金取る気ないので、また後日noteにたぶん別にまとめると思います。笑


◆えつこさんの場合:工作シッターとしてこのグッズは使えるぜ紹介!

えつこさんは、面談で家の様子を見たうえで、おもちゃなどをもっていったほうがいいな、と思うときは、その家にもっていったりするそうです。

グラフィックデザイナーとしても働いていらっしゃるので、工作をするならこれ持って行ったら使えるよ!というものを紹介してくれました。

・シャボン玉
・風船 → 止めないでふくらましてはリリースするを繰り返して再利用
・うちわ → 駅前で手に入れる。
・お絵描き帳 → 小さい子用。まだ家にないことが多い
・毛糸 → 子どもたちが作ったものを壁にぶら下げて飾る用にも使える
・モール
・おりがみ
・スタンプ → 子どもたち大好き。
・マスキングテープ → 壁や床に貼っても剥がせる。

中でも4人の中で盛り上がったのはドットシール
シールを貼ることが大好きな子どもたち。ドットシールは沢山使えばイモムシにもなるし、ぶどうにもなるし、雪だるまもつくれちゃう。子どもの想像力次第で、何でも作れちゃうとのこと。これにはみんな「なるほどー!」でした。さらに、かわいいデザインされたシールは高い一方、ドットシールはオフィス用品のため単価も安く、とてもお得だね、と盛り上がりました。


◆おおかわさんの場合:子どもの発達段階に合わせたエクササイズ講座!

ベビーヨガやマッサージに詳しいおおかわさん。様々な事例に対して、このようにしたらできるようになるよ!といったものをたくさん教えてもらいました。以下一部ですが羅列します。

ジャンプができない子にはどうするの?
→とても小さな段差でもいいので、「ジャンプ!」と声掛けをしながら試させてみる。最初は両手をつかんであげてサポートしてあげて、少しずつ段差を高くしていく。
便秘の子にはどうするの?
→おなかに刺激を与えてあげる。シッターに背中を向けて体操座りをさせ、足から抱えてあげることでおなかに小さな圧を与えることもできる。寝かせて足を押すこともよい。
丸を描くようにおなかをマッサージをすることもあるけれど、腸の形は四角なので、四角マッサージのほうがおすすめ。ただし、女の子は子宮があるので下の中心は避ける。
子どもが喜ぶマッサージは?
→だっこひも疲れの子には背中。股関節もほぐしてあげるとよい。
つま先でしか歩かない子には?
→タオルをつま先の下に敷いてしゃがんだり立ったりできるかゲームをする。まずはタオルの2つ折りから初めて、4つ折り、と増やしていくといい。その次は、膝をつけたまましゃがんだり立ったりできるか、と難易度をあげていくといい。

体の動かし方を文章にまとめるって難しいですね笑
妊婦さん向けのマッサージも詳しいとのことで、次回個人的にいろいろ聞いてみようと思いました。笑←いつだよ


◆木村さんの場合:身体を使った遊び講座!

4人の中で圧倒的な体力を持つ木村さん。木村さんからは、ボール遊びについて教えてもらいました。

というのも、サッカーを教えていて気づいたのは、まずそもそもボールが当たったら痛い、怖い、と思っている子どもたちがいるということ。まずは、ボールと仲良くなることが大事だな、と思ったそうです。

そこで木村さんがやっているのは、ボールを真上に投げて、何回手を叩けるかゲーム
最初は体幹がないので、子どもたちが投げるボールは後ろに行ってしまうそうです。見本を見せてあげて、マネするように促して、沢山ほめて、少しずつ真上に投げられるようにサポートしていくそうです。
子どもが「オトナだからできるんだよ。」と言ってきたときには、自分のスマホで子どもの投げている動画を撮り、木村さんと違うところを探させたりするそう。
なお、重いボールが良いけれど、最初は風船などから、でもよいそうです。

そこで質問として出たのは、利き腕がまだわからない子どもに対して、どのように対応しているのか、ということ。
右利きや左利きがはっきりしていない時には、どっちの投げ方も教えるそうです。両手投げももちろんOK。そこでちょっと様子がおかしいほうが見えてきたら、その反対が利き腕なのではないか、と見極めていくとのこと。


あっという間に2時間たった。

ということで、気づいたらあと3分で会議室の予約時間が終わるという、あっという間に2時間の勉強会が過ぎました。驚きました。

4人とも、それぞれ得意分野が違い、シッタースタイルも違ったのでとても勉強になったのですが、そんな個性的な我々の中でも共通点がありました。

それは、楽しいことからはじまっていて、その子の発達に合わせて展開しているということ。

あれを教えてほしい、これを教えてほしい、これを身に着けさせてほしい、沢山保護者様からのご要望はありますが、その意図もしっかりと受け止めつつ、その子が楽しんでいるか、その子が喜んでいるか、を大事にして、その子の発達段階に合わせて遊びを提案したり、ちょっとレベルを上げたものを示してみたり、保護者に協力してもらったり。楽しさが大事ですね。

退出1分前に急いで記念撮影。

またやりたい

KIDSLINE大学で学べることもありますが、シッター同士で学べることもたくさんありました。4人の結論は「またやろう!」。自己研鑽として、情報交換として。時間を作って、また集まりましょう!と話をして解散しました。

KIDSLINEシッターの方でもし参加してみたい!ということ方がいたら、私が作ったKIDSLINEサポーターコミュニティというFacebookコミュニティがあるので、ぜひJoinいただき、お声がけください!


また開催したら、レポート上げると思います。がんばる。笑


おしまい。

こんな私ですが、ぜひサポートお願いします。 いただいたサポートは、自分に沢山の学びと気付きの機会を与えてくれた人や団体、そして社会に還元していきたいです。