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洗濯機から出てしまうマイクロプラスチックの海への流出を防ぐ「Coral Ball」を試してみた

地球にやさしいせいかつ目指して、自分のペースで移行する日々。

今日は「洗濯」と「プラスチック」についてです。

洗濯については、鹿児島に移住して早速、洗濯洗剤を買わないでマグネシウムで選択する日々に挑戦している自分。

ちょうどこのnoteを書いたのが1年前、2年目はさらなるチャレンジとして、洗濯機から出る小さなゴミ、マイクロプラスチックの下水→海洋流出を可能な限り減らせないか、ということに向き合ってみることにしました。


下水処理場をすり抜ける「マイクロファイバー」を減らせ

VOGUEは本当にわかりやすく紹介してくださっているのでこぴぺ。

海を汚染し海洋生物に甚大な影響を及ぼす51兆個の小さなプラスチック片──マイクロプラスチックは、世界的に大きな問題だ。これらはどこから発生しているのか? その答えの一つが、合成繊維で作られた服の洗濯だ。専門家によると、1回の洗濯で70万から120万のマイクロファイバーが放出されている可能性があり、海洋に流れ着いたマイクロプラスチック全体の35%を占めるという。
(中略)
マイクロプラスチックの影響があるのは海や海洋生物だけではない。フルーツや野菜等の農作物の栽培に使う水や土を介して私たちの食物連鎖に入り、普段呼吸する空気をも汚染しはじめているのだ。

「ポリエステル、ナイロン、アクリルのような合成繊維」で作られた服、「多くの繊維が剥がれやすい新品の服」などは、その繊維の中に含まれているマイクロプラスチックが流失しやすいと。改善策として上の記事では「合成繊維の服を買わない」「古着の服を買う」はもちろん、「低温・時短設定にする」とか、「一度にまとめて洗う」とか(水も資源だしそりゃそうだ)、色々ヒントを出してくださっていますが、そもそも出てきてしまうマイクロプラスチックを抑えることはできないのだろうかと思ったのでした。

具体的な数字はこちらでも。

そして、VOGUEの記事でも紹介されている、Coral Ballを発見するのです←

これまた海外発なのですが、自分の服から洗濯の際に出てきてしまう「糸くず」を捕まえてくれるものになります。公式サイトによると3つで回収率100%に近づけられるのだとか。

実際に使っている様子はこちらのYouTuberさん?が具体的で◎。私は動画を取るタイプの人ではないのでぜひこちらを…笑

動画のように、マイクロファイバーと言われる、灰色の綿みたいな糸みたいなものの塊が、取れたりすることがあるようです。


買って、試してみた

さて、試してみたい!となった時、このご時世なので日本に発送をしていないのかなかなかいい購入方法が見つからない時に、メルカリで1個だけ販売されている方を発見。速攻コメントし購入します。←

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大きさとしてはハンドボールよりちょっと一回り大きいような。

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早速、洗濯機に入れてみます。

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おおお…!

ただ、紹介した動画のようなマイクロファイバーがごそっと取れる感じはなく、髪の毛や糸ばかりが回収できる感じです。

そもそも自分が合成繊維の服を避け始めているからか?(写真の赤い糸はPeople Treeで買ったオーガニックコットンのシャツ)

新品がなくて、5~10年以上着ているようなものが多いからか?(写真の赤い糸の服は今年の初めに購入したもの)

3個使うのを推奨されている中で1個しか使っていないからか?

いまいち答えはわかりませんが、微量ではあるかもしれないけれど、自分の洗濯機から、Coral Ballを使ってマイクロプラスチックが回収できているのではないかなとは思っています。

今後洗濯するたびに、Coral Ballを取り出して、確認して、ごみを取り除いて、という過程も、洗濯の作業の中の一部にして当たり前にしていきます。


一方、合成繊維製ではありますが、100均で買った洗濯ネットに入れた衣類から、少し糸くずとかマイクロファイバーが出てきて、ネットの端っこに引っかかっているのは少しずつ見つけられてきました。そうしたものの中に入れて洗濯するのもいいのかもしれないし、でも私の買ったのは100均の合成繊維で作られたディズニーの可愛い袋だし…ここに関してはまたより良いものを探していくのがいいのかもしれないなと思うのでした。



これからも少しずつ、一歩ずつ進んでいきます。


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