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日本の文化「名刺」を、続けるのであれば地球に優しくよりエシカルに。サステナブルデジタル名刺とフェアトレードのバナナペーパーで作られた名刺の二刀流へ!

地球にやさしいせいかつ目指して、自分のペースで移行する日々。

今回は「名刺」について。

いやー、ですね。鹿児島に来て思ったのは、名刺交換文化が根強く残っている、ということ!

お仕事柄名刺交換が発生しやすいということもあるかもしれないのですが、飲食店でも店長さんから名刺をもらい、ボランティア活動をしに来たら名刺をもらい、マルシェにいっても店員さんから名刺をもらい、…どこから名刺が出てくるの!?と本当に驚きます。口頭で自己紹介をしていると「名刺ないの?」と聞かれることも。いやいや私と名刺交換をする価値って何?!と驚きます。拍子抜けすぎて、自分自身は名刺を持っていなかったりして、渡せないことが多いです。

皆さん取り出される名刺ケースが奄美大島の伝統の紬「大島紬」の物が多くて、おしゃれで、それはそれで素敵だなと思うんですけれど…


自分の名刺も手持ちが切れそうなので

ということで、わたわた名刺を自分も交換していると、全然使っていなかった名刺の手持ちが少なくなってきてしまいました。せっかく新しく作るのであれば、地球にもっと優しい素材のものにしたいな~と思って調べ始めます。

こちらの記事によると、素材の選択肢としてはコットン、FSC認証、間伐材、バガスなどもあるそうです。コットンで作れるんだ…

バナナペーパーもあったりするそうです。バナナ。リンク先で購入できるお店も紹介してくださってます。

そして以前文房具のなかでボールペンを脱プラするためにと調べていて見つけた次世代の代替素材「LIMEX」。この素材で名刺も作れるということが、商品サイトZAIMAさんで分かりました。


フェアトレードのバナナペーパー

色々と素材があることがわかったのですが、その中で「おっ?」と思ったバナナペーパーで、フェアトレードの物を使用しているのがこちら。

そこで、廃棄予定のオーガニックバナナを使ったフェアトレードの紙(One Planet Paper®)で作られた名刺をチョイス。公式サイトによると「環境に配慮し、アフリカの貧困層の村に雇用を生み出し、現地の人々の自立を支えるバナナペーパー」とのこと。

自分で調べた限りここが一番ベターなのではないか?と思っていたタイミングで、これに出会います…


ペーパーレス。デジタル名刺に出会う

たまたま立ち寄った鹿児島のおしゃれなカフェ。そこで店長さんとSNSを交換しよう!という流れになったときに、「あ、せっかくなので…」と持ってきてくださったのがこのカードでした。ナニコレ!と大興奮の自分。

iD払いとかのノリでこのカードにスマホをかざすと自分のメールアドレスやSNSのリンクが見れるサイトがかざしたスマホに表示されるというものでした。そのままアドレス帳にも登録できるようです。

これだと、今後電話番号や住所、SNSのアカウントなどが変わったりしても、そして、結婚して苗字が変わったりしても、わざわざ新しく名刺を作り直して前の物を廃棄したりする必要はなく、サイトを更新すればよいだけなので、ペーパーレスにもなるし、良いなあ!と感動したので、その日の夜に早速注文しました。色もいろいろあったのですが、私はやはりグリーンを選択。


ということで、いざ、二刀流へ

とはいえいきなりUnited Cardに自分が変えても、やっぱり紙がいい、と言ってくる方はまだいるのではないかと思い、前述のフェアトレードのバナナペーパーで作られた名刺とUntiedの二刀流を決意します。将来的にはUnitedだけになるといいんだろうなあ。

ということで注文しました紙名刺。色々サイズやデザインも選べてワクワクしたのですが、せっかくなので裏面に上の画像のようにフェアトレードペーパーの説明がついているものにして、個性を出すべく角を落とし、100枚3,993円で購入。こだわろうと思えば、使用しているインクだとか、角を落とさないでシンプルな四角の名刺にするだとか、いろいろあったかもなのですが、せっかくの自分の名刺なのでそっちを優先してしまいました。きっとこれからインクとかも選べたり、エシカルペーパーにいろんな柄とかデザインができるようになっていったり、していくんだろうな…いや、その頃には、名刺使わなくても…←

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ということで、たまたま発送のタイミングが合い、同時に届きました。こんな感じです。

いざ使い始めてみると。

やはりいきなりUnited Cardを出すのは私もハードルが高く、名刺交換って相手も紙が出てくると思っているものなので、使用頻度的には圧倒的にバナナペーパー…と最初は思ったのですが、「ああ、この人とは名刺の先、SNSでも繋がって情報交換したいな」「この人きっと私の名刺交換した後も見ないだろうな」「この人はSNSあまりやってないだろうな」「この人にはメルアドとか肩書きとかではなくてSNS見て欲しいな」など、色々相手を選んで出す方を選ぶようになりました笑

バナナペーパーの方を出すと出すで、「こんなものあるんだ!」「裏のフェアトレードについての解説ついててよいね」「弊社も間伐材の名刺なんですよ、ここに認証マークがありまして」とまた会話が広がるので面白い。フェアトレードや紙資源のことについて、知ってもらったり考えてもらうきっかけになってるなと思い、前よりも勿体ぶらず(?)堂々と名刺を出すようになりました←。


普段ビジネスシーンなどであたり前に行うアクションに、ひとつこうして「はっ」と気づかせる(?)きっかけを作っていることにもできているのかなと思ったり。

今日もアマゾンギフト券をもらった時にギフト券が入っていた可愛い小さな箱を名刺ケース代わりに、その中にバナナペーパー名刺とUnited Cardを入れて外出です。


これからも少しずつ、一歩ずつ進んでいきます。

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