ひきこもりから社会復帰するための3つのアプローチ

はじめに

社会復帰のために、どんなアプローチがあるかと考えてみると、
大きくは、
1.自分ひとりで行うアプローチ
2.周囲の人と協力して行うアプローチ
の2つがあるのかな、と思います。

 1の自分ひとりで行うアプローチには、まずは自己分析があると思うので、
ここでは、 社会復帰のための自己分析について書いてみることにします。


自己分析の目的

自己分析の目的は、自分自身を客観的に見つめ直すことで、自分の強みや弱みを明確にすることです。

具体的にどんなことをしたらいいのか3つ挙げてみました。

1.過去の経験を振り返る

自分がどのような経験をしてきたかを振り返ることで、自分が得意なことや苦手なことを見つけることができます。例えば、学校や職場での経験、趣味やスポーツでの経験、人間関係での経験などを書き出してみます。
ポイントは、軽い気持ちで書き出してみることです。
自己分析というと、「真剣にやらないといけない」とか「何かを学び 取らないといけない」といった気持ちがわいてきますが、まずは書き出すだけでも大進歩です。多くを求める必要はないです。
気軽な気持ちで書き出してみて、「あ~、こんなことやっていたな」とか、「これをやっていた時は楽しかったな」とか「逆に、これは嫌だったな」と振り返ってみてください。

書き出しているうちに、自分の得意なこと・不得意なことが見えてくると思います。

2.周囲の人から意見を聞く

少しハードルが高いかもしれませんが、身近な人や信頼できる人に意見を聞いてみるのもひとつの方法です。

周囲の人の意見を聞くことで、自分自身では気づかなかったことや、気づかなかった強みや弱みが明確になる可能性があります。また、自分の主観的な評価と、周囲からの客観的な評価とを比較することができます。

また、これは周囲の人と信頼関係を築くことにもつながります。どんな形であれ、社会復帰しようとしていて、そのためにアドバイスを求めている人を悪く感じる人はいません。「前に進もうとしているんだな」と好意的に受け止めてもらえて、それ以降も必要な時に助けを借りられるかもしれません。

3.自己分析テストを活用する

ネット上にある無料の自己分析テストを活用することで、自分自身がどのような性格や特性を持っているかを知ることができます。自分自身の性格や特性を知ることで、どのような職種や環境が自分に合っているかを把握することができます。

さっと検索しただけでも、16タイプに分類する「MBTI診断」や自分を構成する8性格を教えてくれるエムグラム診断などがありました。
クイズ感覚で質問に応えて自己分析ができるので、気軽にやってみるといいと思います。

まとめ

社会復帰のために1人でできることとして、自己分析について書いてみました。
自己分析は、「一度やったら終わり」というわけではないので、時間を置いたり、何か経験をした後で自己分析を繰り返していくことで、より深く自分自身について理解することができるようになると思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。






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