見出し画像

よろしければキャンディーズの話をしませんか?

 自分、1971年生まれなので、キャンデーズ(1973年デビュー)よりは、ピンクレディー(1976年デビュー)の方が年代的にドストライクでした。

 幼稚園時代、『渚のシンドバッドをみんなの前で歌う権利』を獲得するために、おともだちを泣かせてしまったことをここで懺悔いたします<m(__)m>

 しかし楽曲は、兄の影響でキャンディーズの方をカセットで聴きまくっていましたね。

ちなみに我が家にあったレコードは…

・『THE BEST/ CANDIES’SHOP』(LP)
・『わな』(シングル)
・『微笑み返し』(シングル)
・『つばさ』(シングル)

 …でした。

 この中のほとんどの曲は、今でも2番まで歌えるはず。50歳になり、数分前に聞いたことを忘れてしまうお年頃なのに、この頃に覚えたものって、脳に染みついて離れないものなんですね~。

 …と、いうワケで、特に大ファンではなかったキャンディーズですが、今回は彼女たちの魅力についてゆるゆると語ろうと思います。

 あなたはラン派? スー派? ミキ派? よろしければ続きをお読みくださいませ。

キャンディーズとは?

「はっ? コレ説明必要!?」

 そんなアラフィフ以上の皆様の声が聞こえてきそうですね(笑)

 この昭和を代表するアイドルグループのメンバーは、伊藤蘭さん(ラン) 田中好子さん(スー) 藤村美樹さん(ミキ)の3人。個人的な印象としては、美人のランちゃん、可愛いスーちゃん、クールな印象のミキちゃん…でしょうか(*^^*)

 ところで、メンバーを呼ぶ際の順番って大体『①ラン→②スー→③ミキ』ではありませんか? (wikiでは『ラン・ミキ・スー』でしたが) これ、リズムがしっくりきますよね(*≧∇≦)ノ

 ちなみにスーちゃんのニックネームは『好子』の『好』から。…と、いうことは『よしこ』が『良子』や『喜子』であれば、この奇跡のリズムは誕生しなかったワケですよ。スーちゃんのお母様、グッジョブでした( ≧∀≦)ノ

 「何どーでもいいこと言ってんの?」なんて言わないで下さいね(*´σー`)エヘヘ

 成長と共に解る歌詞

 多くの幼い女児たちの心を鷲掴みにしたピンクレディーの歌詞は、モンスターや透明人間など、『ぶっ飛んだ世界』が多かったように思えます。そういや『サウスポー』は王○治さんVS女の子ピッチャー対決の歌ですよね? これまたぶっ飛んでますな~(σ≧▽≦)σ

 それに対してキャンディーズは、正統派…というか、等身大の恋の歌が多かったな…と。まあ、『自分が納得いくまで、何度も恋占いをする女の子の歌(♪ハートのエースが出てこない)』には、ちょっとした狂気を感じますが(*;゚;艸;゚;)

 そして彼女たちの歌の中には、歌謡曲特有の『解りやすさ』も手伝って、ふとしたシーンや節目で、今でも頭によぎるフレーズがたくさんありますよね?

 例えば、家具を動かした時に、畳の青い部分を見て、『微笑み返し』を思い出すとか(o⌒∇⌒o)

 ちなみに私は『♪ハートのエースが出てこない』『♪その気にさせないで』などの、ちょい暗めでアップテンポな曲がお気に入りでした。

 そして、一番好きなMy Best ofキャンデーズは『♪わな』です。

ミキちゃんの魅力を再確認

 強いて言えば自分はミキちゃん派でした。う~ん『派』…というよりは、『なんか気になる』みたいな?

 昔からのミキちゃんファンの皆さん、本当にごめんなさい(汗) 当時のキャンデーズにおけるミキちゃんの立ち位置って、『3番手』じゃありませんでした?

 デビュー当時はスーちゃんが真ん中(この頃は『センター』なんて言葉は知りませんでした)で、そのあとを引き継いだのはランちゃんだと聞いていました。

 えっ!? ミキちゃんだけ真ん中に立って歌ったことないんだ!?

 そんな感じでした。

 だから、彼女がセンターで歌う『♪わな』をテレビで観た時は、めちゃくちゃ驚きましたよ。

 ミキちゃんが真ん中に!? 

…と。

(よかったよかった。ねぇ、ミキちゃん)

 ほぼ上から目線でしたが、当時は礼儀など分からない子供だったのでご容赦を(笑)

 自分は急に昔の歌を聴きたくなることがあるのですが、この間、頭にふっと浮かんだのは、この『♪わな』でした。

 よし! YouTube、YouTube…。

 軽い気持ちで何気なく昔の歌番組を視聴。そして私はあることに気がついたんですよ!!

 3人の中で今の時代に合っているルックスは、ミキちゃんじゃね?

…と。

 これ、他の視聴者さんたちも同じことをコメントしていました。

 動画の中にいる3人を花に例えると、ランちゃんは赤いバラ(蘭の花もありかな?)、スーちゃんはピンクのコスモスやスイートピーのような優しい花、そしてミキちゃんはカラーの花ようなスッとしたイメージが浮かびました(個人の感想です)

 勿論、キャンデーズに抜擢されたのだから、ミキちゃんは当時から『華』はあったのでしょうが、どうやらこの時代はミキちゃんの魅力に気付きにくかったように思えます。(重ね重ね、当時のミキちゃんファンの方々、ごめんなさい)

 昔、キャンデーズを聴いていた皆様! 機会があれば、キャンデーズの『♪わな』の動画を見て頂けたら…と思います。

 凛とした姿のミキちゃんがセンターで歌っています(*≧∇≦)ノ 

解散…そして復帰

 『普通の女の子に戻りたい!!!』という言葉を残し、78年にキャンデーズは人気絶頂の中で解散。

 …とはいっても、解散に関する記憶はほとんど無いんですよ。上記の名言(?)もかなり後になって知りましたし…。

 ただ、ランちゃんとスーちゃんが女優復帰した時は、「あれれれ?」っては思いましたけどね。

 その後、ミキちゃんも『夢恋人』という曲でソロ歌手として復帰しました。

 あの時は『前言撤回』による違和感が半端なかったのですが、『環境を変えたり、一旦立ち止まったことで、新しい道が見つかるのはよくあること』だと今なら理解できます。その答えが『復帰』だっただけ…。

 偶像であり続けなければいけなかった昭和アイドルの心労と疲労は、私のような一般人には想像もできませんが、あのままキャンデーズとして走り続けていたら、メンバーの心は壊れていたかもしれません。

 何よりも、彼女たちはソロ活動でも、素敵な作品を残してくれましたから、『復帰してくれてありがとう』ですよね(^.^)

 残念ながらスーちゃんは亡くなり、3人が揃う姿を見ることは叶いませんが、ファンの心の中にいるキャンデーズは永遠に不滅…ということで( ^ω^ )

 やっぱ凄いな昭和アイドルは( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆