僕が喧嘩をしない理由

それは子供の頃から
喧嘩が苦手だから

理由を問われたらそれは確実に
両親の喧嘩を見てきたから

だから僕は争うことが苦手だ

自分がすごく傷ついてしまうから

自分が責められることがあったら
自分の落ち度ととことん向き合う

全部相手が悪いということはこの世の中ない
とは言ったりするけど
僕は相手のことは責めない

それは自分を信じる様に
喧嘩してくれる様な関わりの人には
僕も相手を信じているから

言われた方がいい、と言うこともあるけど
言われたとて納得がいくことなんて
この世の中には無いということも
僕はこれまでで知っている

知っている

だから他責ではなく、自責でいい

ただそれも内容によっては
背負いすぎる必要はないことの方が多い

すべてはどこまでも
縁とその連なりしかないから

川の流れのように

おしまい

2024.05.09(木)
二階堂 新太郎