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【安心感を覚えるトキ】



皆さんは、やはり、
家族と一緒にいると、
安心感を覚えるのだろうか❓
 
 
 
私は、家族が苦手だった。
 

今も、苦手かもしれない。

いいえ、ハッキリ言おう。

私は、家族が苦手だ‼️
 
 
 
18歳で上京した私は、
なぜか、
会津若松に帰省する前日、
夜中に、
急に、
部屋の掃除を始めたり、
ずっと観たかった映画の、
ビデオカセットを借りてきたり、
とにかく、
寝ない努力をするのだった。
 
 
今は、理由がよく分かる。
 
単純に、
実家に帰るのが、
嫌だったのだ。
 
 
少し違うかな、、、
 
 
コワかったのだな。
 
 
実家という場所は、
私にとって、
決して、
心休まる場所ではなかった。
 
 
むしろ、
心を閉じ込め、
感情を発動させないように、
努力する場所だった。
 
 
それに気づいたのは、
ずっと後だった。
 
 
気づくまでの時間の長さが、
その問題の根深さを、
物語る。
 
 
両親の仲が、
表面上、
著しく、
好ましくなかったことも、
少なからず影響はしている。
 

でも、
それ以上に、
私の内面の問題が、
あった。
 
 
私は、
他人、
がいると、
うーん、そうだな、、、
自分以外の動物、
がいると、
落ち着かないのだ。
 
 
人間は、
一番、落ち着く方かもしれない。
 

その他の動物は、
もっと難しい。
 
 
まず、
何を考えているのか、
分からない、
ということが、
私を不安にさせる。
 

何を考えているのか、
想像しても、
そもそも想像が上手くない。
 

ましてや、
その想像の正しさを、
確かめることが、
できない。
 
 
みんな、
どうしてるのだろうか❓
 
 
そこに、
不安やコワさはないのだろうか❓
 
 
 
血がつながっているという、
そんな目に見えない理由だけで、
なんで、
ヒトは、
家族といることに、
安心感を覚えるのだろうか❓
 
 
私は、
自分の家族を創った今でも、
変わらず、
ヒトと一緒に、
いることが難しい。
 
 
難しかった。
 
 
家族と一緒にいると、
ソワソワし、
イライラし、
不機嫌になる。
 

不機嫌でなくても、
元々、
感情が、
表に出ず、
表情に出ず、
言葉はキツイ。
 
 
一緒にいる家族の方が、
キツイのだ。
 
 
東京に出てくる前の私は、
それでも、
その鉄仮面の模様が、
悪くなかった。
 
 
相手の見え方が、
自由に反映されるように、
上手く調整されていた。
 
 
結婚した後は、
その模様が、
なくなっていて、
随分と、
コワかっただろうな。
 
 
だから、
私は今、
ホントに、
快適に、
暮らせている。
 
 
コワがらせることも、ない。
 
 
家族と別居し、
自分に集中し、
次から次へと、
思い付いたら、
何でも始める。
 
 
そんな、
自由な、
生活が、
快適だ。
 
 
心休まる、
安心した、
私がいる。
 
 
そう、
私が安心感を覚えるのは、
一人で、
モノゴトに集中してる時。
 
 
本当に、
私が創った家族には、
申し訳ない気持ちだ。
 
 
でも、
仕方ないのかもしれない。
 
 
申し訳なさと、
仕方なさが、
同居する、
別居中。
 
 
そんな私は、
体験していないことは、
全く信じられないのだから。
 
 
自分で家族を創ったのは、
初めてだったし、
家族というモノ、
安心するという環境が、
それまで、
全く分からずに、
生きてきたのだから。

そして、
こんなに、
自由な生活、
初めてなのだ。
 
 

 
それでは。
 
【いつか、また、どこかで】

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