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傲慢と善良

私は傲慢だった
どちらかといえば。

苦しくなった、
傲慢だったことに気づいたから。

この言葉は本を読んで感じたことを書いている。

あなたにはもっと合う人がいる、
あんな人あなたにはもったいない、

そんな言葉を言われたことが
これまで何度もあった。

その度に、
「そうだよね、似合わないよね」って

私が好きで選んでいるのに、
私の好きを否定しなくちゃいけなかった。

私は誰かにそう言われることが、
私を肯定されているようで、
否定されているようだった。

でもさ、

難しいよね。

私だって言っちゃうよ、
友だちが辛そうにしてたら
もっといい人がってさ。

この本には、
誰かからの言葉もこうなんというか
私の胸に刺さるように書かれていて。

私たちは選ぶとき、
確かにそう考えているなって思う。

そして私はその、傲慢な方だと思う。

まだ私には
「そのとき」が来てないけど、
いつかこの主人公たちのように

それぞれで気づいて
それぞれで大切にしたいと思えたらいいなと。

別にそれが今すぐじゃなくていい、
でも、
そう思える日があればいいなと。


私はそう思いました。


わかるようで、わからない、
本の感想でした。

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