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Burning Chrome.

「Cyberpunk2077」はゲームメイカーのCD Projekt REDからリリースされた近未来を舞台にするサイバーパンクアクションRPGです。
IGN JAPANの”ゲームオブザイヤー2021”で1位になりました記念の5周め。

ナイトシティでワトソン地区を縄張りにするギャング、メイルストロームを訪ねるわけですが..加工食品の最大手オールフーズ社の廃工場がアジトです。
このオールフーズも、アラサカやミリテクと同じく5大コーポの1つ。

”生肉”は世界的に禁止されているらしく、合成タンパクや培養肉に昆虫食が主流。野菜や穀類は人工栽培で、フレッシュフルーツは高級品でしょうね。
そう考えるとアジア料理はサイバーパンクと相性がいいのかも。
サイバーパンクの食事にヌードルのイメージがあるのは、デッカードのせいばかりじゃないかもしれません。

ちなみにブレードランナーの冒頭、入った屋台で「四つくれ」と注文して、店主から「二つで十分」と断られる食べものは謎とされていました。
試写用ワークプリント版が2007年のコレクターズエディションに特典として付けられ、25年を経て知れるわけですが..せめてブレードランナーくらいは観てからプレイしてほしいとの願いを込めて謎のままにしておきましょう。

さておき廃工場の入り口にはインターホンがあって、当たり前に「どちらさん?」なんて感じなので、ちょっと拍子抜け。
ここからの展開には3パターンあって、たぶん好みがわかれるところ。

ネタバレしないあたりまで、ちょいちょい進めるとして。
ひとまず交渉なり商談をするなら最深部に着くまで、手出しのないように。
でなければ好きなタイミングでぶっ放すなりしてください。

インターホンで応対してくれたダムダム氏が迎えてくれまして、ミリテク社から奪った試作機「フラットヘッド」を見せてくれます。

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アシがつかないよう、とくに制御系ソフトウェアは全換装しているなどなど
ギャングらしからぬ技術の高さ。メカメカしい見た目も、実はそのあたりの体現だったりするのかも。

で、現物も確認したところで改めてどうしようか。
ミリテク社の仕込みにのるか、ひとまず支払い済みの引き取り交渉か。
前者はマルウェアをデバッグしちゃってますが、どうなるんだろ。

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どれを選んでも選択肢で詰むことはないので、ご安心を。

ちなみに私は初見でアジトをふらふらしていた下っ端を条件反射的に殺してしまい、愚かしくも脳筋クリアするしかありませんでした。
アジトで仲間が殺されたら、寄って集って報復されるなんて当たり前。
ちゃんとピンポンしてお邪魔してるので、こちらから手出しがなければ誰も攻撃してきやしません。
せっかくなので、そこだけは勘違いなさらないように。

と、このあとの展開については次回にしましょう。

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今回の掲題は、もう言うまでもなく。
サイバーパンクの巨匠、ウィリアム・ギブスンの代表作である電脳三部作スプロール・シリーズのプロト版とも評される「クローム襲撃Burning Chrome」です。

こちらは短編集で、サイバーパンク映画の申し子でもあるキアヌ・リーヴス主演で映画化された「JM」のプロットになった短編も入っています。
さすがに電脳三部作スプロール・シリーズを読め! とまでは言いませんが、このあたりを知ると知らぬで咀嚼が変わる気もするので是非。

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