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It's a sad marathon that keeps spitting blood.

とくに莫大な時間をかけ人と資金をそそいで開発したAAAタイトルを出したゲームメイカーは、いつまで呪縛に囚われなければならないんでしょうか。

発売から1年になる「Cyberpunk2077」でHotfix1.51がリリースされ、バグの改修とは別に、幾つかのコンテンツが追加されました。

私も「Cyberpunk2077」のプレイヤーで、かつ大好きなゲームでもあるので大歓迎ではあります。が、アップデートのたび小一時間を待ちながら「もうテセウスのパラドックスばりに置き換わってるんじゃないの」なんて考えてしまいます。別のゲームになるわけではないので、まさにテセウスの船。

修正に次ぐ修正を繰り返す側は、あまり楽しくないんじゃないのかな。
新しいものをやりたいって思わないものだろうか。
そんなことを、ふと考えてしまったり。

サイバーパンク2077_20220220105918

もっとも今回のHotfix1.51については、次世代ゲーム機に向けたリリースの意味もあって、きちんとセールスにもつながる改修のようです。

さておき、まず個人的には「Second Amendment」の放出セールです!
ちなみに”Second Amendment”の直訳は「第二回 修正」で、合衆国憲法修正第2条のこと。武器を保持する権利を保護する、ですね。
主人公”V”の住まいもあるH10メガビルディングの中の銃砲店です。
マズルブレーキが10種とスコープが4種、追加になっています。
とくにマズルブレーキは、これまであったサイレンサーと違って跳弾性能をあげてくれたりと面白い使い方が出来そうなものがたくさん。
新しい銃も2つほど追加されています。

武器つながりで、もう1つ。
投げナイフのスキルを使うと手元から消えていたナイフが、クールダウンをはさんで手元へ戻るようになりました。
これはちょっと、私としては残念な。
投げるとなくなる、これ自然で好きだったんですけどね。

ほか、もろもろの改修はプレイするにポジティブなものが多いです。
お遊び要素としては、自室でメイクが変更できるようになっただとか、H10メガビルディングのほかにも自室が購入できるようになっただとか。
ジョニー・シルヴァーハンドでスクリーンショットが撮れるように、なんてのもあったけど、どうなんでしょうね。
キアヌ・リーヴスのファンには朗報なのかな。

かなりクセがある乗り物の操作でドリフトやパワースライドが出来るようになったみたいですが、これは少し練習が必要かも。
思うよりタイミングがシビアなので、慣れるまでは狙って出せなさそう。

ちょっと驚いたのが、本作に登場する「ケレズニコフ」というサイバーウェアを装備しているらしい敵の回避率が面白いくらい上がっていること。
バレットタイムばりに弾を避けられてしまうのは、見ていて楽しいくらい。
全体的にNPCは賢くなってるっぽい。

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PS4版では今回のHotfix1.51をあてるとゲームが起動しなくなる不具合もありましたが、PS4本体のシステムアップデートで解消します。
どうもPS側の手違いだったらしいタイミングでした。

さておき、ほぼバグが気にならなくなった「Cyberpunk2077」です。
PSストアから外されていたころに比べると格段に良くなっているので、もし購入を考えているようなら、そろそろ。
どうせなら高スペックPCでプレイするのがいいんでしょうけれど。
お値段見合いでPS4版でも、たっぷり遜色なく楽しめますよ。


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