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派遣さんを直接雇用に切り替えるときは基礎よりも応用力を見ます

こと業界がそう思われているのかもですが、とくにスキルや経験がいらない仕事って世に少なからずあって、なかで派遣会社にナメられてる最たるじゃないかと思うんです、テレオペって。
人柄で押しきれる、くらいで考えてると言われても信じちゃいます。
いちばん大事には違いないんだけどさ、ぶっちゃけムリあるだろうってのも寄越してきますからね。

おかげ様でトンデモなひとに手を焼かされることも。
若めの、仕事できそうな雰囲気させてる男性は、ほぼ期待できません。
そんな自負が透けてみえるというか、難しくもないことでミスが多かったり自己流が行き過ぎて根本から間違えたり、ろくなことない。
いつの間にか業務外のWebページを見はじめるのも、この手合いです。
派遣であるべくして、ってことなのかな。
べつに派遣さんを悪しざまに言うつもりじゃないけれど、さすがに20代から手に職なしでどっぷりだと将来ちょっと困る可能性は高いわけで。
このままだとキャリア的にどうにもならんよ? って心配してみたところで、口をそろえて「独学で勉強して将来はIT系が希望」って言う。
だったら格好つけてないでハローワークで職業訓練を紹介してもらうほうが間違いなく堅実だろうと私は思います。

そんなテレオペ系企業にオフィスワーク未経験で押し込んでもらえたなら、肝に銘じるのは3つ。
まずは最低限、欠勤や遅刻に早退をしない。
簡単なようで難しい2つめは、お仕事内容の以上も以下もしない。
そして最後に、ぜったいアレンジしない。

1つめは当たり前ですが、とくにテレオペ系では減点が大きいところ。
つぎの以上も以下もしないっていうのは、3つめと似ているようでいて全く違います。決められていることを決められているとおりにやる、です。
でも、それじゃあアレンジしようもないだろう、ってことになりますよね。
決まってないことを自己解決しない、がニュアンスは近いかな?
これ、ものすごく大事です。

たとえばQに対してAが決まっているとして、Bは正しくないっていう判断は難しくないと思うんです。が、ときどきA’ならアリっていうアレンジを入れちゃうひとがいて、けっこう面倒事になるケースもあったりします。

QにはAとしか決まってなければ、するべきことはA’でもアリなのかを考えることじゃなく、「お調べしますのでお待ちください」と時間を稼ぐこと。
答えとしていいかどうかを決めるのは、別のひとです。
それは管理者かもしれないし、クライアントかもしれない。
少なくともアナタじゃないのは間違いありません。

これを、どうしてなのか? まで考えるのが応用力です。
業界を限らずかもですが、勝手な判断をしないってのは重要だと思います。
その上で”勝手な判断が招く結果”まで予想できるようになると、どこからが勝手なのか分かってくるようになる。
ちょっとした気づきですが、こういうところを見ています。

直接雇用されたとて何だと思われるかもしれません。
でも、それでも待遇とか良くなることのほうが多いと思うんです。
オフィスワーク未経験でも、どうにかなるテレオペ系。
せっかく飛び込むなら、そんなところも気にしてみると覚えが良いかも。
人手不足な業界なので食うにも困りません。

あ、けっきょくCMになってしまった。