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「総合防衛費」?これは完全にアカンやつ!!

総合防衛費」なる謎ワードが政府から出てきたので、いつも通り俗っぽく分かりやすく、怒りをこめて解説してみたい。

まず前提として、「日本は防衛費を増やしましょう」をいう流れがあることを理解しておく必要がある。

あれ、日本は平和国家じゃん!なんで防衛費を増やすの?

という疑問もあるかと思うけれども、実は日本は先進国中、GDP比でみて最低ランクの防衛費なのである。NATO加盟国は最低2%必要だとされているが、日本は「ワシら平和国家やで~」という建前でほぼGDP比1%を保ってきた。

アメリカに批判され、昨今の周辺諸国のかなり不穏な動向もあり、ようやく2%を目指しましょう!という流れになったという現状である。少なくともNATOと仲間になるためにはクリアしないといけない基準だ。

そういった流れを理解したうえで、上記記事の抜粋をみてみよう。

政府は経済財政運営の指針「骨太の方針」で、北大西洋条約機構(NATO)諸国が国防予算を国内総生産(GDP)比2%以上にするとの目標を掲げていることに触れ、としている。

上記記事より

(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪

それはその通りだね~。つづき。

防衛費自体を増額するとともに、他省庁の予算も合算することで「総合防衛費」のGDP比2%超えを目指し、防衛力強化に取り組む姿勢をアピールしたい考えだ。

上記記事より

総合防衛費のGDP比2%超えるを目指す

うん、うん・・・うん??「総合防衛費」!?

えーと・・・

なんか言葉が変わってるんすけど・・・!!

分かりやすくいうとこうである。

今まで防衛費に入っていなかった海上保安庁とか研究費を含めたら、GDP比2%超えやすくなるよ。いいアイデアだね、テヘッ(ρω< )⌒☆

えっ?

マジか!?

実態は何も変わらず、計算方法変えただけなんですけど。

いやいやいや。

・・・というくだりは実は一度記事にしたことがあるが(笑)、今回のこの話題は「正式発表版」ということだ。

恐るべし・・・岸田政権、否、その背後にいる財務省

ドケチ精神丸出し。実態をできるだけ増やさずに、計算方法を変えることで防衛費増額を成し遂げたとうたう欺瞞・・・箱がデカくて中身スカスカのお節料理が問題になったことがあったが、まさに中身変えず箱だけでかくする作戦!!

普通、防衛費ってできるだけ隠密にするというか、少なく少なく申告すると思うよ。たしか、近隣のある国は、人件費を防衛費に含めていなかった気がする。それを多く多く申告しようとするって、アホですか??

中身弱っちいままなのに、「鍛えるためにこんなにお金使ってます」アピールしてどうするの??ホンマ、アホなのか??

「総合防衛費」とは、まさにアホの所業なのである、という怒りをこめて、noteに記事を残しておく。

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