見出し画像

【弁護士インタビュー】須貝 周平 弁護士

こんにちは!

King & Wood Mallesons法律事務所・外国法共同事業(KWM)の新人弁護士の志村です。

King&Wood Mallesons法律事務所・外国法共同事業 
インタビュアー:弁護士 志村 翼(第一東京弁護士会所属)

弊所には、メンター制度というものがあり、1年目の弁護士1人に、1人の先輩弁護士がついて、案件に関係なくアドバイスを受けることができます。

私のメンターは、73期の須貝周平先生です。いつも、仕事について相談に乗っていただいております。

弊所では、2023年度も弁護士の採用を予定しており、その参考になればと思い、今回は、メンターである須貝先生に、経歴、働き方、採用活動等について伺いたいと思います。

King&Wood Mallesons法律事務所・外国法共同事業 
弁護士 須貝 周平(第一東京弁護士会所属)


1.経歴

志村:須貝先生は、どういった経緯で弊所に入所されたのでしょうか?

須貝:学部時代に中国に留学した経験があり、将来は中国からのインバウンド案件に携わりたいと考えていました。KWMは、外資系法律事務所として、中国からのインバウンド案件に強みがあるため、それが入所の決め手になりました。

志村:中国に留学しようと考えたきっかけはありますか?

須貝:両親が貿易業を営んでいて、小さいころから中国人のお客さんがよく家に来ていたので、元々中国に興味はありました。大学では第2外国語として中国語を選択し、中国の西安という街で1年間の交換留学をしました。この中国留学中に、今後は中国へのアウトバウンド案件(日本企業の中国進出をサポートする案件)ではなく、日本へのインバウンド案件が大きく伸びると感じ、将来的にインバウンド案件に携わりたいという想いを持つようになりました。

志村:当時から弁護士志望だったのですか。

須貝:当時は弁護士志望ではありませんでした。日本への帰国後、進路を考える中で、中国での留学経験と弁護士としての専門性を掛け合わせれば、面白い仕事が出来るのではないかと思い、司法試験の勉強を始めました。

志村:中国案件を扱っている法律事務所は数多くあると思いますが、その中でKWMを選んだ理由を教えてください。

須貝:私が就職活動をしていた当時、中国法務を扱っている複数の事務所に伺ったことがあるのですが、そのほとんどが、中国法務の中でも、アウトバウンド案件をメインとしていました。私は、日本法の専門家として活躍ができるインバウンド案件をメインにしたいと考えていたので、自分の希望に合った事務所がないか探していたところ、KWMと出会いました。当時、KWMの東京オフィスは永田町にあり、規模は今よりも小さかったのですが、今後大きな伸びしろがあると考え、KWMに入所を決めました。

2.働き方

志村:次に、働き方について伺いたいと思います。須貝先生は、普段どのような案件を担当されていますか?

須貝:やはり中国企業のインバウンド案件が多いですね。中国企業による日本企業のM&Aに携わったり、日本支店や日本子会社の事業活動をサポートしたりしています。

志村:そのような案件に携わることができるのは、KWMならではの特徴ですね。中国以外の国の案件はありますか。

須貝:KWMはグローバルな法律事務所なので、中国案件だけでなく、オーストラリアや欧米の案件もあります。案件の種類は、企業法務が多いですが、一般民事や刑事などもあります。

志村:中国案件には、日本案件と違った大変さはありますか。

須貝:一番の違いはスピード感ですね。中国のクライアントは、とにかく仕事に速さを求める傾向が強いと感じます。この点は慣れないと少し苦労するかもしれません。ですが、物事が決まっていくスピードが速いので、案件がダイナミックに動いているのを実感することができます。

志村:須貝先生は、どのような時に仕事のやりがいを感じますか?

須貝:クライアントから直接感謝されたときですね。案件が立て込んでいるときには、休日も仕事をせざるを得ないときもありますが、そういった大変な思いをして出来上がった成果物をクライアントに提出した際に、「ありがとうございます。」と感謝されたときは、この仕事をやっていてよかったなと思います。

志村:普段はどのようなスケジュールで働いていますか?須貝先生の平均的な1日のスケジュールを教えてください。

須貝:あくまで一例ですが、朝は10時前に事務所に出所します。朝会で1日のスケジュールを簡単に報告し、その後、メールチェックをします。打ち合わせや会議等の予定があれば、それに参加します。13時から14時頃まではランチタイムです。午後も打ち合わせや会議があれば参加しますが、夕方以降は、リサーチや書面の起案に充てることが多いです。帰宅時間については、早ければ20時くらいに帰る時もありますし、案件が立て込んでいる時には24時くらいになってしまうときもあります。ただ、私を含め所内の弁護士は、どれだけ遅くても終電までには帰っていると思います。

志村:土日は休めていますか?休日は何をして過ごしていますか?

須貝:急ぎの案件が無ければ、土日は休めています。趣味が登山なので、休日は友人と山に行くことが多いです。先週は、土日を使って一泊二日で、山梨県にある北岳に行ってきました。

志村:本格的に登山をされているのですね。登山にはまったきっかけは何ですか?

須貝:実は、事務所のイベントがきっかけです。入所した年の秋に、所内の日本人弁護士と中国人律師で高尾山に登るイベントがあり、その時のことがきっかけで、登山に興味を持つようになりました。そういう意味では、イベントが多いKWMには感謝しています。

3.採用について

志村:須貝先生は、2023年度の採用担当もされていますが、どのような方と一緒に働きたいと考えていますか。

須貝:現在、KWMでは、グループ全体でグローバル化に力を入れています。東京オフィスでも、日々、海外案件が増えているので、英語に強い方が仲間に加わっていただけると非常に心強いです。
また、積極的に課題への解決策を提案できるリーダーシップのある方が来てくれると嬉しいですね。
あと、KWMは事務所イベントが多いので、そういったイベントに積極的に参加して、交流を深めてくれる方であると良いですね。

4.KWMの魅力

志村:最後に、須貝先生が考えるKWMの魅力を教えてください。

須貝:所内全員の仲が良いところだと思います。我々はチームで仕事をするので、所内の人間関係や雰囲気はとても重要です。KWMでは、日本人だけでなく、中国人律師をはじめとする様々なバックグラウンドを持つ人たちが働いていますが、定期的に事務所で交流会をしたり、イベントを開催したりして、皆が交流を深めています。
今月も、事務所全員で、香港へ事務所旅行に行きました。
旅行については次回の記事で紹介いたします!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?