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最後はどんな人のもとで働くかが幸福感の決め手

就職活動で内定を取ったら、最後は「雰囲気」、要するに直感で決める。
これで良いと思っています。

仕事を選ぶ段階で大事なのは「自分は社会に何を残したいか」ということ。
「やりたいこと」、「できること」、そして「社会のニーズ」の重なりが大きいほど、やるべき仕事だという話はよく聞きます。
WIll(意志)、Can(可能)、Need(ニーズ)の重なりという風にも言われますよね。

私はこの理論をとてもリスペクトしています。
人生一度だけですし、若ければ若いほどエネルギーがあるので、今「やりたいこと」を中心に、「自分は何を成し遂げたいか」に迷わずに行けば良いと思います。WillとNeedはこれでざっくりOK。
そして「できること」は、あまり今できることだけを考えすぎなくても良いと思います。得意なことを自分で振り返りさえできていれば、「できること」は、道を進んでいくうちにより広がっていきます。
これらに関連して、私が得た教訓として、↓でも書いています。

ただ、いざ会社に就職をするとなると「雰囲気」はとても大事です。
いくらやりたいこと、成し遂げたいことがあっても、上司がパワハラ体質だったり、そういった状況を見て見ぬふりをするような会社だと働きにくい。

もちろん、厳しい指導のもとで適切なスキルを身につけていくことは重要。だけど、自分の肌に合わなさそうな人と付き合わなければいけない必要は必ずしもありません。

ただし、就活の面接で通常会える人数は一握り。
また、面接に出てくる人は、自分がその企業の代表という意識で出てきます。つまりここで態度が悪いとSNSでネガティブに書かれてしまったり、採用の数が稼げなかったりという一種のエゴは面接官としての基本的なトレーニングとしてわきまえています。

だからこそ、企業の本当の「人となり」を知れる情報収集が大事。
そのためにはOB訪問をするなり、知り合いの伝で社員さんを紹介してもらうなり、検索できるならWebで口コミを調べてみる、近い業界の人に聞いてみるなど、自分で情報収集をしましょう。

その上で、「この仕事がやりたい!」 x 「この会社の雰囲気は自分の肌に合っている」と感じられるのであれば、そこは思い切って決断してしまいましょう。この点はWill, Can, Needの考え方にないけれども、重要な点だと思っています。

「でもこっちの方が給料が安いんだよな」といった悩みもあると思います。
お金に関しては、それぞれ家庭などの事情もありますし価値観が大いに表現されるところなので一概に「こうしろ」と言い難いです。
ですが、昨今副業も一般的になりつつあり、投資といった手段などもあるので、お金を「たくさん」稼ぐということを目的にしたいのであれば、他に手段はありそうです。
たくさんお金があればあるほど今すぐ何をしたい、お金をたくさん稼いで何かをしなければいけない、という意志が強くない限りは、給料だけで判断をするのは控えても良いかもしれません。

・・・と書くと、「理屈はわかる」とか、「かっこつけてる」とかそういった声も聞こえてきそう・・・。書いた通り、お金に関しては自分の価値観が大きく出るところですから、それを取って何を捨てるかを考えて決断すれば良いと思います。

少し横道に逸れましたが、「これが自分が成し遂げたいことだ!」というものが見つかったら、次は「そのフィールドが自分にとってやりやすそうか」を雰囲気という観点で検証する。

あくまで大事なポイントのひとつにすぎませんが、「雰囲気」という主観・直感は大事。

就活については他にも考えたポイント、社会人だからこそ「こうやっていてよかった」、「こうしておけばよかった」というポイントがたくさんあるので、他にも書き綴っていこうと思います。


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