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VTuberのリアルタイム性の問題

サムネは特に今回の内容と関係ありません。


こんにちは、ソメヤです。(この挨拶久しぶりな気がする)

突然ですが、私は「月ノ美兎」さん(以下委員長)というVTuber(バーチャルライバー)の芸風が好きで、よく見ています。
芸風に関しては、ここで説明するより非公式wikiや動画を見てもらったほうが正直早いです。(というか説明がめんどくさい)


いかにも委員長そのものについて語るみたいな導入になってしまいましたが、今回は、バーチャルYouTuberが切り離すことのできない「ある問題」を、委員長のあるファン作品に焦点を当てて、考察していきます。


リアルタイム性

バーチャルYouTuberというものは、いわゆるアニメや漫画のキャラクターと違い、リアルタイムで生きているのが大きな特徴といえます。

つまり、活動を続けていくにつれて、趣味趣向が変わったり、環境が大きく変化する可能性があるということです。
アニメや漫画の世界でも、突然○○年後…と時間軸が変更されたり、環境が大きく変化してキャラクターの性格などに変化を及ぼす場合もありますが、Vの場合、私たちと同じ時間を過ごしていて、少なからず私たちが生きている世界の情勢の影響を受けている訳なので、ほぼ常に変化が起こっていると言っていいでしょう。


二次創作にもリアルタイム性が求められる?

委員長のファンの方が製作したイメージソングに「Moon!!」というものがあります。

この楽曲のデモ版が公開されたのが、実に2年以上前の2018年3月。

そのため、現在の委員長とイメージが異なっているような歌詞も一部存在しています。
以下、「Moon!!」の1番の歌詞の引用です。

夢のバーチャルアイドルへ

号令をかけたら 生放送開始です
最後まで着席は おあずけ
今日も中腰で 洗濯機の上から
皆さん笑顔にします

モツは断然 赤子の拳
危ない描写は 私で隠さなきゃ

月に見とれた兎は 寂しくならないの
迷宮でも 皆さんが居れば大丈夫
ヨーロッパの国々まで この歌届けたい
目指すは一流 夢のバーチャルアイドルへ

例えば、「今日も中腰で 洗濯機の上から 皆さん笑顔にします」という歌詞。確かに、活動初期の頃の委員長は、「実家の洗濯機の上にMacBookを置き、iPhoneを洗剤に立てかけながら、自身は中腰で構える」という独自のスタイルで配信に臨んでいましたが、現在は一人暮らしを始めたため、普通に机の上にPCを置いて配信しています(多分)。
このように、発表当時は新しかったのですが、委員長の環境の変化によりネタが古くなっているという事態が発生しています。二次創作がどんどん過去のものになっていくという点がこの界隈の悩ましいところですね…

「モツは断然 赤子の拳」という歌詞もそうですね。これも活動初期、委員長が好物はもつ鍋(とビール)といった旨の発言をしていて、高校生キャラなのにそのチョイス!?みたいなギャップがウケてたのですが、活動を続けていくにつれて徐々に「絶妙なおっさんくささのある女子高生」みたいなキャラが定着し、もはや特筆するようなことではなくなったような雰囲気があります。Twitterで創作料理『罪』を作って喰らっていたのも記憶に新しいですね。


まとめ

ここまでずらずらと書き連ねましたが、正直な話、私自身はこの問題はあんまり気にしてないです。こういうところが面白いよねっていうのを何となく伝えたかっただけなので(?)
全然まとめになってねえじゃねえか。

今回はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは。



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