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【RESEARCH Conference 2023】 みんなで作るオンライン会場 スタッフ参加レポート

2023年5月27日に実施された「RESEARCH Conference」のオンライン会場(miro)の運営スタッフとして参加しました。 miroボードができるまでと、カンファレンス当日の様子をご紹介します。振り返ると参加者・登壇者・スタッフみんなで作った会場だったなと感じました。

イベントにお申し込みいただいた方は、会期終了後もmiroボードを一定期間のあいだ閲覧いただけます(終了予定未定)登壇者さまからの質問への回答など、会期終了後も更新がありますのでぜひご覧ください。URLはconnpass経由のメールまたはnotionをご確認願います。

自己紹介
はじめまして、普段はモビリティサービス企業でUXデザイナー/リサーチャーとして、名古屋からリモートワークをしながら働いています。去年はオンラインスタッフとして参加しましたが、今年はリアル会場から参加しました(名古屋駅限定の「ゆかり」を持参🦐)

名古屋から東京へ向かう新幹線。冠雪している🗻

オンライン会場ができるまで

今年はオンライン/オフラインのハイブリット開催で、オンライン参加者向けにイベントを盛り上げるツールとしてmiroを活用しました。多い時間帯で160名、それ以外は100名前後の方にアクセスいただきました。

オンライン会場のコンテンツをご紹介

参加者の学びと交流のきっかけづくりのために、参加しやすい雰囲気や仕組みづくりを意識しました。参加者の一体感づくりや離脱者がでないように、ボード一枚にすべてまとめました。一方でアクセス集中によりmiroが落ちないように、終了したセッションの付箋は別のボードへ移動するなどの負荷軽減の対策をしました(miroとの戦い🔥)

オンライン会場MAP

■自己紹介ボード
約170名の方に自己紹介カードを記入いただきました。交流のきっかけづくりのために「教育」「HR」など詳細に分類したかったのですが、細分化されすぎるため断念…。インターネット・ソフトウェア業界が特に多いですが、多様な業界・職種の方が参加されリサーチの広がりを感じました😌

個性的にカスタマイズされている方も!

■ジョブボード
スポンサー様のサービス紹介・求人情報が集まっており、実は一括でダウンロードできますのでぜひご確認ください!

ジョブボード

■交流ボード
リサーチの「モヤモヤ」や「喜び」は読むだけで面白いですね…。当初はお悩みに解決策を書き込んでもらう、付箋ではなく吹き出し内の文字を編集してもらうアイデアもありましたが、参加ハードルを下げるために現在の形に落ち着きました✍️

共感の声がたくさん集まりました

■セッションボード
セッションごとに感想や質問を参加者の方に記入いただきました。セッション終了後に登壇者の方から回答できなかった質問に一部ご回答いただいております!ありがとうございます!会期終了してからもアップデートされているmiroボードを、お時間があるときにぜひご覧ください。

コメントや付箋で登壇者さまよりご回答いただきました

今年はオンライン/オフラインのハイブリット開催のため、オンラインの盛り上がりを現地にもお届けしていました。カーソルの動きやリアクション🎉をリアルタイムでお伝えしました。

ステージのすぐ隣でmiroボードを表示

実はセッション中もボードの編集が続きました。質疑のタイミングに合わせて質問が集まるように記入タイミングのお願いを追加、アーカイブボードへのリンクへの誘導を強調するなど。参加者のコメントから会場の本棚を紹介するボードが爆誕しました📚 当日の参加者の様子を見ながら臨機応変に編集できるのがmiroの良さですね。

セッション中もmiro編集は続く
素敵な本がたくさん📚キャプションも含めぜひご覧ください

どんなプロセスだったか?

3〜4月はチーム全体でコンセプト検討し、それ以降は分科会に分かれmiroチームは4名で制作を進めました(約1.5ヶ月)

4月下旬 要件定義
5月上旬 設計・制作
5月中旬 検証・改善
5月下旬 最終調整・運用マニュアル作成

GW明けは参加予定者や他チームのスタッフからフィードバックをもらい、ラストスパートをかけていきました。建設的なアドバイスがたくさん集まり感謝の気持ちが止まらなかったですね…🙏 想像で作らず、改善するほど良くなる実感がある「検証」はやっぱり大事だなと噛み締めました。

また終盤は運用マニュアルを作成しながら、必要なオペレーション整理や他チームとの連携に繋がったので早めに動けるとなお良かったと思いました。

検証中のセッションボードの様子
miro制作経過(右へ行くほど完成度アップ)

カンファレンス当日の様子

嬉しかったリアクションは?

ゆるい雰囲気で皆さんに繋がって欲しいので筆文字で「それな」「わかる」と共感ワードを作成したんですが、参加者の皆さんにたくさん使っていただいて嬉しかったですね。
自分たちはベースしか作れないので、参加者の方が盛り上げていただいてとても良かったです。オンラインならではの形に残る体験になりました。

登壇者への応援の声が集まる
自然と学びや共感が育つ様子が素敵でした

大変だったこと、次に活かしたいことは?

去年はmiroが落ちることがあったのですが、今年は動作が重くなることはあっても落ちはしなかったので良かったです。ただバグなのかmiroのリアクションが止まらない症状が一時起きまして、miroが落ちないようにリアクションを一時停止した結果解消されました。レアな体験でしたね…

また去年の反省から休憩をしっかり取るはずが、結局セッション中はずっと張り付いて、特に午前は総力戦でした🔥 参加者の皆さんが楽しめるようにサポートする自分たちも、カンファレンスに楽しむ余白が大事だなと思いました。
ただmiroスタッフが集まるバックヤードも秘密基地感があって楽しかったですね!おにぎりを合間に食べたり、司会とおしゃべりをしたり。

ステージ裏で作業するmiroチーム

最後に

miroチームで思考錯誤して作成したmiroを、周りのスタッフからフィードバックをもらい改善し、参加者のみなさんが盛り上げ、登壇者さまにも活用いただいた。みんなで作ったmiroボードだったなと感じます。

毎週水曜の定例会とすべてオンラインで制作を進め、前日に初めてスタッフの皆さんと対面しましたが、雰囲気や温度感が心地よくて、気心の知れた仲という感じで安心しました。

みなさんに盛り上げていただき本当にありがとうございました。
また来年お会いしましょう👋


【お知らせ】 Research Conference アフターイベント「副業人材で広めるUXリサーチ」にて副業リサーチャーの取り組みをお話しする機会をいただきました

昨年のResearch Conference スタッフ参加が副業を始めるきっかけに繋がりました。ご興味とお時間がございましたら、こちらもどうぞよろしくお願いいたします🙇

副業人材で広めるUXリサーチ


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